ジャック・ホワイト、公演で女性同士のキスが止められたことに「本当にガッカリ」
ジャック・ホワイトが、先週(11月2日)カナダ・エドモントンで開いた彼の公演で、客席にいた2人の女性がキスしようとしたところ、会場のスタッフから止められたというニュースを知り、「本当にガッカリされられた」とコメントした。
◆ジャック・ホワイト画像
同国のCBC Newsは、「ガールフレンドを抱きしめたら、スタッフが私たちの間に入って、“ここではそういうのは許されていない”と言われた」という、その女性の体験談を報じた。会場のマネージャーはその後、彼女たちに謝罪したそうだが、女性は「こんなことが起きるなんて想像もしてなかった」「傷ついた」と話した。
これを知ったホワイトは、1964年ザ・ビートルズのコンサートで撮られたという2人の女性の写真と共に、こんなメッセージをインスタグラムに投稿した。
「この写真は、1964年ザ・ビートルズのコンサートで、オーディエンスがバンドに向かい叫び声を上げている中、レズビアンのカップルがキスを交わしているところだ。僕が気に入っている写真の1枚だ。だって、なんて美しいシチュエーションなんだ;彼女たちは丸見えの中に潜んでいる。2018年のいま、愛情を表現するのを隠さなくてはならないなんておかしい。エドモントンでの僕のコンサートの最中、2人の女性がキスするのを止められたというニュースには、本当にガッカリさせられた。次のカルガリーでの公演では、その2人の女性に“love interruption”という曲を捧げ、オーディエンスのみんなに愛する人にキスするよう促した。いつだろうがどこだろうが、できる限り、愛と容認を奨励しよう」
Ako Suzuki
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