テイラー、V-Classギターに「314ce」とタスマニアン・ブラックウッドの「324ce」モデルが追加

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ボリュームとサスティンを両立したテイラーの「V-Class」ブレーシング採用モデルに、新たに300シリーズの「314ce V-Class」「324ce V-Class」の2モデルが登場した。


▲長く使われてきたXブレーシングではなしえなかった、硬さと柔軟性を両立したV-Classブレーシングは、サウンドボード上に発生した複数の音波が互いにキャンセルされることなく届くのが特徴。

NAMM Show 2018で発表され、大きな話題となったV-Classブレーシングは、これまでアコースティック・ギターに採用されてきたXブレーシング構造をさらに進化させたもの。ボリュームはより大きく、サステインはより長く、そしてこれまでプレーヤーがあきらめていたイントネーションの精度が劇的に改善。どのポジションを押さえてもピッチの狂いを感じさせないのが特徴だ。

ブラック・グラファイトのナットが目印のV-Classブレーシング採用モデルは5月から続々リリース。今回登場の2モデルもピックアップにはExpression System 2 (ES2) を採用、Taylor DLX Hardshellケースが付属する。

グランド・オーディトリアム(GA)シェイプの「314ce V-Class」は、サイド&バックにラウドで迫力のあるサウンドのサペリ材を採用した300シリーズからリリース。サテン仕上げのサイド&バックとグロス仕上げのスプルース・トップを組み合わせたパフォーマーのためのモデルだ。


▲314ce V-Class


「324ce V-Class」は、サイド&バックにタスマニアン・ブラックウッド、トップにトロピカル・マホガニーを採用した、グランド・オーディトリアム(GA)シェイプのモデル。タスマニアン・ブラックウッドはコア材と同系のアカシア属で、マスタービルダーのアンディ・パワーズが「オールラウンドな音楽スタイルに適している今最も気になる木材」として、新たなもう1つの300シリーズとしてラインナップされている。


▲324ce V-Class

製品情報

◆314ce V-Class
価格:320,000円(税別)
◆324ce V-Class
価格:348,000円(税別)
発売日:2018年10月12日より順次出荷
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