元レーナード・スキナードのギタリスト、エド・キング、死去

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1972~1975年および1987~1996年、レーナード・スキナードに在籍していたギタリスト、エド・キングが水曜日(8月22日)、米ナッシュビルにある自宅で息を引き取った。癌を患っていたと伝えられている。68歳だった。

◆エド・キング画像

キングは60年代半ば、サイケデリック・ロック・バンドStrawberry Alarm Clockを結成し、1967年「Incense And Peppermints」で全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)の1位を獲得。バンド解散後、Strawberry Alarm Clockのオープニング・アクトを務めたことで交流があったレーナード・スキナードに加入した。

初期3枚のアルバム『レーナード・スキナード』『セカンド・ヘルピング』『ナッシン・ファンシー』を制作し、レーナード・スキナード初のトップ10シングル「Sweet Home Alabama」、「Saturday Night Special」「Whisky Rock-a-Roller」等を共作するなど、そのソングライティング・スキルとギター演奏はバンドの要の1つとなった。2006年にレーナード・スキナードの一員としてロックの殿堂入りしている。

キングは1987年、レーナード・スキナードの再結成に参加したが、心臓の疾患により1996年、離脱せざるを得なくなった。

バンド・メイトだったゲイリー・ロッシントンは、キングの訃報に「ショックで悲しい。エドは僕らのブラザーで、素晴らしいソングライター、素晴らしいギター・プレイヤーだった。ロックンロール天国で他のメンバーと再会しているはずだ」とコメントした。

合掌。

Ako Suzuki





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