ジューダス・プリースト「このバンドにリタイアなどというものはない」

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最近、多くのアーティストがツアーからの引退を宣言し、ギタリストのグレン・ティプトンもパーキンソン病によりツアー活動を控えることとなったが、ジューダス・プリーストの辞書にリタイアという言葉はないそうだ。

◆ジューダス・プリースト画像

フロントマンのロブ・ハルフォードは『Maximum Ink.』のインタビューでこう話した。「プリーストのプランに引退なんてものがないのは、グレンが俺らに証明してくれた。グレンは10年間もパーキンソン病を患っているにも関わらず、一度だってリタイアや止めるってことを口にしなかった。それは、グレン、そして俺ら全員からの本当に強力なシグナルだ。なんで今、引退を考えなくてはならない? 俺らはまだ、作るべき曲はあるし、やるべき公演があると感じてる。それに、俺らのビューティフルなファンたちとまだまだ会わなくては。リタイアするのは、がたついてきたときだ。プリーストにそれは当てはまらない。俺らは多分、これまで以上に強力だ。グレンもそれには同意すると思うよ」

ハルフォードは以前も「ファンが求めている限り、やり続けなくてはならない」と話していた。

プリーストは3月13日から<Firepower>北米ツアーを開始し、ティプトンは5日目のニュージャージー州ニューアーク公演(20日)からその週、3公演連続でアンコールでパフォーマンスしている。

Ako Suzuki
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