ロブ・ハルフォード「ネガティブなコメントがあっても、ファンがやり返してくれる」

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ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード(Vo)は、SNSにネガティブなコメントが書き込まれても削除するのは止めたそうだ。それらに言い返してくれる頼もしいファンがいるからだという。

◆ロブ・ハルフォード画像

ハルフォードは『Scuzz TV』のインタビューで、こう話した。「音楽、そしてクリエイティブな面には、批判、皮肉がまん延してる。誰もが意見を持つからな。俺だったら、気に入らなかったら、気に入らなかったってだけで、Twitterに“このバンドは最低だ”とか“あいつらが失敗するのが楽しみだ”とかは書き込まない。そんなことに何の価値もない。残念なことに、音楽ではいつだって否定や批判が最も注目されるようだ。いい話を聞くなんて稀だ。いつだって、これはおかしい、あれは失敗だ、こうすべきだった、ああすればよかったのにって意見ばかりだ。それって、本当に無駄だ。でも、俺らはいま、そういう世界に生きている。とくに、これ(携帯電話)のおかげでね」

ネガティブなコメントが寄せられたときどう対処しているのかと問われると、こう答えた。「もし俺についてバカげたこと言ってるのを見たら、ラッキーなことに削除できる。でも、俺はいま、大抵は削除しないでそのままにしておく。なぜなら、何分もせず、誰かが“なんでロブに対してそんなことが言えるんだ? 彼はこれこれこうだ。お前は大量のポテトチップス食ってコーラ飲んで、何もしてないだろ。ロブはあれもこれもやってる…”って言ってくれるからな。これが、ファン・ベースがあり、君をサポートしてくれる人がいるってことの美点だ。こういうことが起きたとき、彼らは助けてくれるんだよ」

ジューダス・プリーストは今月初め、18枚目のスタジオ・アルバム『Firepower』をリリース。アメリカで、これまでのキャリアで最高位となる5位をマークした。



Ako Suzuki
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