ポール・スタンレー、ジーン・シモンズの「It’s My Life」誕生秘話を訂正

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キッスのポール・スタンレーが、ジーン・シモンズが明かした「It’s My Life」の誕生秘話を正した。

◆ポール・スタンレー ツイート

「It’s My Life」は当初、キッスの10枚目のスタジオ・アルバム『Creatures Of The Night』(1982年)のためにデモが制作されたが、収録されることはなく、その後、18枚目『Psycho Circus』(1998年)のセッションでレコーディングされるも、またもやボツとなった。

シモンズは最近、この曲に関して「ポール・スタンレーが“Every Little Beat Of Your Heart”って曲を作り始めてて、俺がそのコード進行を取り、全く新しい曲を作り上げた」と話したらしいが、スタンレーにとってこれは聞き捨てならなかったようだ。

Blabbermouth.netや『Ultimate Classic Rock』がシモンズのコメントについて伝えると直ちに、スタンレーはTwitterを通じ、「It’s My Life」と「Every Little Beat Of Your Heart」は別物だと注釈した。

「気になる人へ…“It’s My Life”って曲は、俺のほかのどの曲とも関係ない。俺が“It's My Life”のタイトル、コーラス、コード、メロディ&歌詞を書いたが、そのときは使いたくなかった。ジーンが使いたがり、だから彼が残りを書いたんだ。それが真実だ! @UltClassicRock」

「FYI(参考までに)…、俺は“Every Little Beat Of Your Heart”をボブ・エズリンのプロジェクトのために書いた。それは“The Elder”となった。ルー・リードが“A World Without Heroes”という素晴らしい歌詞を書いたときに変化したものだ。ボブがまとめた。@UltClassicRock @BLABBERMOUTHNET」

「It’s My Life」のデモは、シモンズが最近リリースした『Gene Simmons - The Vault Experience: 1966-2016』に収録。また、別ヴァージョンが、シモンズがプロデュースしたプラズマティックスのシンガー、ウェンディ・O・ウィリアムズのソロ・デビュー・アルバム『WOW』(1984年)に収録されていた。

シモンズは金曜日(2月16日)に米マサチューセッツ州で開いたソロ公演で、初めて「It’s My Life」をライブ・パフォーマンスした。

Ako Suzuki
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