BIGYUKI、野性爆弾くっきーが制作したMVを絶賛
日本では昨年2017年11月に先行発売され、先日2月2日には全米でもリリースされたBIGYUKIの最新アルバム『リーチング・フォー・ケイローン』より、野性爆弾のくっきーが制作した新曲「2060 Chiron」のミュージック・ビデオが公開された。
◆「2060 Chiron」MV映像
BIGYUKIは、ア・トライブ・コールド・クエストのアルバム『We Got It From Here Thank You 4 Your Service』や、ケンドリック・ラマーほかのプロデュース・ワークでも辣腕をふるうラッパーのJ.Cole『4 Your Eyes Only』に参加し、日本人初となる全米1位アルバム2作品に参加という快挙を成し遂げたニューヨーク在住のキーボード奏者/プロデューサー/ソングライターである。
高校卒業後に渡米した後10年以上日本には帰国していなかったBIGYUKIだが、ニューヨークのミュージシャン仲間などの間で話題となっていた動画サイトにアップされたくっきーの映像を見てクリエイターとしての発想やセンスに圧倒され、以来コラボレーションの機会をうかがっていたという。今回フル・アルバムを初めてリリースするにあたり、BIGYUKIが共演を熱望しコラボレーションが実現したようだ。制作にあたってBIGYUKIからは細かい指示はせず、楽曲のイメージでくっきーには自由に作ってもらうようリクエストしたのだとか。
くっきーは「どんなにふざけても楽曲がカッコイイのでどう作ってもカッコ良くなってしまうのでそこを崩すのに苦労した」と語ったが、BIGYUKIは完成映像を観て「それぞれの登場キャラの濃さにやられて(笑)、でも全体としてクッキーワールドの統一感を感じるのは流石だなと思いました。自分もそれぞれ違う音楽スタイルの要素をもってしてBIGYUKIの世界観で音楽を再構築するのを信条としていて、今回そのイメージがクッキーのエグ可愛いキャラでビジュアライズされていると思います。最高です!」と絶賛した。
自身が作曲した曲に映像をあてた事はあるが、初めて自分以外のアーティストのミュージック・ビデオを制作したくっきー。見所は「自分の中では流れがあるので、その部分と、キャラの多彩さ、そしてそこに垣間見えるBIGYUKIのクールな部分」と語っている。
【BIGYUKIコメント】
彼の世界観の暴力的なまでの吸引力、でもそれを表現する上での細部に渡るディテールの繊細さは、自分の音楽を表現する上での目標でもあります。
今回のビデオを見て、まずそれぞれの登場キャラの濃さにやられて(笑)、でも全体としてくっきーワールドの統一感を感じるのは流石だなと思いました。自分もそれぞれ違う音楽スタイルの要素をもってしてBIGYUKIの世界観で音楽を再構築するのを信条としていて、今回そのイメージがくっきーのエグ可愛いキャラでビジュアライズされていると思います。最高です!!
▲BIGYUKI 『リーチング・フォー・ケイローン』(『Reaching For Chiron』)
BIGYUKI 『リーチング・フォー・ケイローン』(『Reaching For Chiron』)
品番:UCCU-1559
価格:2,500円(税抜)、2,700円(税込)
1. Pom Pom
2. Eclipse feat Chris Turner
3. Belong feat Yebba
4. Burnt n Turnt
5. Missing Ones
6. In a Spiral feat Yebba
7. NuNu
8. Soft Places feat Bilal
9. Simple Like You feat Javier Starks
10. Boom
11. 2060 Chiron
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