ザ・ウィークエンド、広告に憤慨しH&Mと絶縁

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ザ・ウィークエンドが、スウェーデンのアパレルメーカーH&Mの広告写真に憤り、同社とは二度と仕事をしないと通告した。

◆ザ・ウィークエンド画像

H&Mは最近、黒人の小さな男の子が「COOLEST MONKEY IN THE JUNGLE(ジャングルで最もかっこいいモンキー)」と描かれたパーカーを着た写真をオンラインストアに掲載していた。

これに対し、ザ・ウィークエンドは「朝一番、この写真にショックを受け、恥ずかしく思った。僕はひどく腹を立てており、@hmとはもう仕事をしない…」とつぶやき、抗議した。

ザ・ウィークエンドはこれまでH&Mのモデルを務めたり、マーチャンダイズを販売してきた。

ディディも、問題の一文を「COOLEST KING IN THE WORLD(この世界で最もかっこいいキング)」と描きかえたイラストをSNSに投稿し、「リスペクトしろ!」と怒りを表明している。

H&Mには人種差別だと抗議の声が殺到しており、同社は写真を削除し、「この写真が撮られたことを大変申し訳なく思います」「このような間違いが二度と起きないように調査するつもりです」と謝罪の声明を出したが、間違いでは済まされないとの指摘も。

同社のオンラインストアには、白人の男の子が「ジャングル・サバイバル専門家」と描かれたパーカーを着用した写真も掲載されていたという。

Ako Suzuki
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