全英アルバム・チャート、ホージアが新作『Unreal Unearth』で初の1位
今週のUKアルバム・チャートは、アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ホージアのサード・アルバム『Unreal Unearth』が初登場で1位に輝いた。2013年にリリースしたデビュー・シングル「Take Me To Church」が世界中でヒットした彼だが、全英1位を獲得するのは初めて。本国アイルランドでは同作を含めアルバム3作全てが1位に輝いているが、英国ではファースト『Hozier』(2014年)は3位、セカンド『Wasteland, Baby!』(2019年)は6位だった。
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2位には、ザ・ウィークエンドのベスト盤『The Highlights』が先週の6位から、3位にはテイラー・スウィフトの『Midnights』が7位から、それぞれ4ランク再浮上した。
今週新たにトップ10入りしたアルバムは2作あり、スコットランド出身のロック・バンド、ザ・ビューの8年ぶりの新作で通算6枚目のスタジオ・アルバム『Exorcism Of Youth』が6位、アメリカの俳優/シンガー、Reneé Rappのデビュー作『Snow Angel』が7位に初登場している。
シングル・チャートは、映画『バービー』でフィーチャーされているデュア・リパの「Dance The Night」が先週の2位から浮上し、チャート・イン後13週目にしてトップに輝いた。デュアにとって、「New Rules」(2017年)、「One Kiss」(2018年)、「Cold Heart (PNAU Remix)」(2021年)に次ぐ4曲目の全英NO.1シングルとなった。
先週1位だったビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」は2位に後退。順位は入れ替わったが、2週連続で『バービー』の挿入歌がトップ2を占めた。
3位は変わらず、オリヴィア・ロドリゴの「vampire」がキープし、ドージャ・キャットの「Paint The Town Red」が先週の15位から4位に上昇した。今週、新たに10位圏内に入った新曲は同曲のみだった。
Ako Suzuki
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