B・ディッキンソン「ロブ・ハルフォードとロニー・ジェイムス・ディオとやりたかった」
アイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンは17年前、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードとクイーンズライク(当時)のジェフ・テイトとThe Three Tremorsというサイド・プロジェクトを結成しかけたが、ディッキンソンはこれをテイトではなくロニー・ジェイムス・ディオとやりたかったそうだ。
◆ブルース・ディッキンソン画像
ディッキンソンは、SiriusXMの番組『Trunk Nation』でこう明かした。「俺は“ディオじゃなきゃやらない”って言ってたんだ。でも、ロッド(・スモールウッド/アイアン・メイデンのマネージャー)は“ロニーは起用したくない。年を取り過ぎてる”って言い出した。俺は“年取り過ぎてるってどう意味だ? 冗談だろ? 彼はレジェンドじゃないか”って言ったんだが、ロッドはジェフ・テイトとやるべきだって主張した。で、俺ら、ジェフ・テイトとミーティングをしたが、俺は“だめだ。これは上手く行かない”って言ったんだよ」
ディッキンソン、ハルフォード、テイトの3人は2000年にロンドンで開かれたハルフォードの公演で共演したが、大型のレコード契約やツアーのオファーがあったにも関わらず、それ以上のことは実現しなかったという。
ディッキンソンが2005年にリリースしたソロ・アルバム『Tyranny Of Souls』に収録されたタイトル・トラックは、The Three Tremorsを念頭に作られたものだったそうだ。
Ako Suzuki
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