ジューダス・プリースト「巨大なメタル・モンスターを解き放つ」

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ロブ・ハルフォードが、間もなく完成するジューダス・プリーストの新作のサウンドを「壮大」と表した。「来年初め、その巨大なメタル・モンスターを解き放つ」そうだ。

◆ジューダス・プリースト画像

アメリカのラジオ局SiriusXMの番組『Trunk Nation』に出演したハルフォードは、こう語った。「もうじき完成だ。ゴール手前の最後のハードルを越えようとしているところだ。壮大なサウンドだ。みんなをしびれさせる。俺ら、ワクワクしてるんだ。来年初め、この巨大なメタル・モンスターを解き放つ。世界ツアーも同時に行う」

ハルフォードはまた、ロックの殿堂にノミネートされたことについてこう語った。「君らがどう考えようが、ロックの殿堂は素晴らしい制度だ」「必要ないって思う人達もいる。でも、それは違うんだ。あれは、ミュージシャン、アーティストのためにある。音楽の世界で、長年に渡り生み出してきた君の作品が認められるわけだ。プリーストにしたら、血と汗と涙の40年間だ。俺らはコツコツやってきた。悪い意味じゃない。いい意味でだ」

「俺らがどれだけヘヴィ・メタルの音楽を愛しているか、知ってるだろ。俺らは40年以上に渡り…、いまは18枚目のスタジオ・アルバムをものすごく楽しみ、喜びを持って作ってる。どの瞬間も大切にしてきた。そしていま、チャンスが巡ってきた。励みになるよ。真の進歩だ。いい気分にさせてくれる。バンドとしても、プリーストの世話を焼いてきた世界中のファンにとっても、そして何より、ヘヴィ・メタルの音楽にとってね」

2018年度ロックの殿堂入りするアーティストは12月に発表され、4月にセレモニーが開かれる。

ジューダス・プリーストは、ロブ・ハルフォード(Vo)、イアン・ヒル(B)、グレン・ティプトン(G)、スコット・トラヴィス(Ds)に、元メンバーのK・K・ダウニング(G)、レス・ビンクス(Ds)、デイヴ・ホーランド(Ds)が対象メンバーとなっている。

Ako Suzuki
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