クリス・コーネルの奥さん、声明を発表
先週水曜日(5月17日)米デトロイトで公演後、滞在先のホテルで亡くなったクリス・コーネルの奥さんヴィッキー・コーネルが、死因が自殺と断定されたことを受け、金曜日(5月19日)、声明を発表した。
◆クリス・コーネル画像
「クリスの死は、言葉にならない喪失で、私の心の中に、この先埋めることはできないであろう虚無感を生みました。彼を知る全ての人々がコメントしたとおり、クリスは愛情深い父親で夫でした。彼は私の親友でした」
「彼の世界は、第一に家族を、そしてもちろん、二番目に音楽を中心に動いていました。母の日には、家族と時間を過ごすため家に飛んで戻りました。公演のあった水曜日は、子供たちと過ごした後、昼過ぎに出かけていきました。公演が始まる前に話したときには、メモリアル・デイの休暇の計画や、私たちがやりたいと思うほかのことについて話し合っていました」
「公演の後に話したとき、私は彼のろれつが回っていないことに気づきました。彼は違っていたのです。彼は、Ativan(抗不安剤)をもう1,2錠飲むかもしれないと言っていたので、私はセキュリティーに連絡を取り、彼の様子を見てくれるよう頼んだのです。何が起きたのかは不可解で、さらなる診断書がより詳しい情報を提供してくれることを願っています。私は、彼が子供たちを愛しており、自らの命を絶つことで、彼らを傷づけるようなことはしないと知っています」
家族の代理人(弁護士)は、こうコメントしている。「毒物検査の結果なくして、我々はクリスに何が起きたのかわからない。クリスは依存症から回復しつつあり、Ativanを処方されていた。推奨される以上の量のAtivanを服用したのかもしれない。家族は、もしクリスが自らの命を絶ったのであれば、彼は自分が何をしようとしていたのかわからない、薬やべつの薬物が影響したのかもしれないと考えている」
コーネルは最初の結婚で生まれた長女(16歳)、ヴィッキーとの間に誕生した女の子(12歳)と男の子(11歳)の3人の子供たちを残して逝った。
Ako Suzuki
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