クリス・コーネルの銅像に落書き

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2018年秋シアトルにある美術館Museum Of Pop Cultureに建立された故クリス・コーネルの銅像に、先週木曜日(8月20日)、何者かがいたずらした。顔や手、胴体、ギターの部分が白く塗りつぶされた。

◆クリス・コーネル画像

コーネルの妻ヴィッキーさんは、これを受け、銅像がお披露目された日のビデオをSNSに投稿し、以下のような声明を出した。「子供たちと私はこの知らせに心を痛めています。この銅像はアート作品というだけでなく、クリスと彼の比類なき音楽のレガシー、彼が支持した全てのことへのトリビュートです。シアトルのみならず世界中で愛されたクリスを象徴するものです。このヘイトと破壊行為に直面し、彼を支援するため立ち上がり、多大な愛を示してくださったファンの方々に改めて感謝しています。用具を持ち込み、この悲痛な破壊行為をきれいにしようとしたファンがいるとの知らせは、私たちの心を明るくしてくれました。銅像は今後、修復されます。ヘイトが勝つことはありません。クリスはシアトルの息子です! 家族を代表し@mopopseattle @vulcanincへ感謝します」





等身大の銅像は、アーティストのNick Marrasが制作し、ヴィッキーさんから美術館へ寄贈された。除幕式には多くのファンが集まり、コーネルの家族ほか、サウンドガーデンのバンド・メイトだったキム・セイル(G)、ベン・シェパード(B)、マット・キャメロン(Ds)らが出席した。

シアトルでは2013年にジミ・ヘンドリックスの銅像に落書きがなされ、2人の男が逮捕されている。

Ako Suzuki
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