加藤和樹、「なにもないところから出逢ってくれて感謝してます」

2016年よりデビュー10周年のメモリアルイヤーを作品・ライブ・イベントなど様々な企画でファンと共有してきた加藤和樹が、10周年を締めくくるライブを3月4・5日に新宿BLAZEにて行った。

◆加藤和樹ライブ画像

今回のライブは、加藤和樹が作詞作曲を手掛けた楽曲（ユニットJOKERの曲含む）39曲を、2日間に分けて全曲披露するというスペシャルライブである。チケットはソールドアウトを果たし、プレミアムなライブとなった。

会場である新宿BLAZEの入口には直筆のウエルカムボードが掲げられ、全国から駆け付けたファンを温かく出迎えた。待ち受けるファンの緊張感と興奮が漂うなか、ライブはスタート。ドライブ感あるロックナンバー、語りかけるようなバラードなど多彩な楽曲でライブは進んでいく。

後半になると加藤和樹はMCで、「10年前歩み始め、なにもないところから出逢ってくれて感謝してます。」と、こみ上げる涙を拭いながらファンとスタッフに感謝の気持ちを伝えると、会場全体が優しさと温かさに包まれた。アンコールでは、6月に横浜、柏、神戸の3会場での追加公演の発表と共に、次回の公演では「自分が関わったミュージカルの楽曲やアニメのキャラソンなどもやります！」と6月のZeppツアーの構想もファンに約束した。

さらに、10年を共に歩んできたファンと祝杯をあげたい、という加藤和樹らしいサプライズ企画も用意されていた。ステージ上から会場のファン、そしてスタッフ全員にジュースが渡されステージ、フロアー約800人と共に10周年ファイナルの成功を祝し、粋に乾杯。加えてメンバーとの10周年振り返りトークなど、会場はアフターパーティーのような和やかな雰囲気となった。

アンコールの最後には「出逢ってくれてありがとうございます。これからまだまだ楽しませます。」と今後も共に歩んで行く事を誓い、デビュー10周年を締めくくるライブ「THE FINAL」は幕を閉じた。





◆加藤和樹 オフィシャルサイト