U2、米大統領選により新作を見直し
U2は、米大統領選により世界が大きく変化したのを受け、ほとんど出来上がっていた新作『Songs of Experience』を見直すことにしたそうだ。
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エッジは、『Rolling Stone』誌のインタビューでこう語った。「この前のツアー、Innocence + Experience Tour(2015年12月終了)を終え、僕らはすぐ、その2作目『Songs Of Experience』の完成に向け取り掛かった。数週間、最後の仕上げをし、ほとんど終わりだった。そうしたら、選挙があって、突然世界が変わった。僕ら、“待てよ、このレコードについてちょっと考える時間を持つべきだ。これが、いま世界で起きていることにどう関連するのか”って思ったんだ。というのは、このアルバムの大半、80%は2016年より前に作り始めたが、ほとんどは2016年初めに書かれたものだったからだ。そしていま、君も同意するだろうが、世界は違う場所になった」
エッジは、「(ドナルド・)トランプやブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)のことか?」と問われると、「トランプ選だ。振り子が突然、ほかの方向へ大きく揺れ出したようだ」と答えた。
新作はほとんど完成しているが、多少変更したり、もしかしたら新しい曲を書くこともあるかもしれないという。
それゆえ、『Songs of Experience』は年内のリリースが予定されているが、発売日等の詳細はまだ決まっていない。
Ako Suzuki