ブルース・スプリングスティーン「プリンスは別のレベル。彼は全てを知っていた」

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ブルース・スプリングスティーンは、プリンスを“最高のエンターテイナー”と評し、彼からたくさんのことを学んだそうだ。

◆ブルース・スプリングスティーン画像

彼は『Rolling Stone』誌のインタビューで、プリンスの死についてこう語った。「非常に残念だ。大きな損失であり悲劇だった。僕は、プリンスにすごく親近感を抱いていたんだ。彼(の公演)を観に行くと、“オー、ワオ、OK、スタート地点に戻ろう”って思わせる、そんな人だった。彼のArsenio Hallでの公演の映画があった。立て続けで曲をプレイしていた。僕が見た最高級のエンターテイナー魂だったよ」

「そして、彼は全てを知っていた。何もかもわかっていて、それを活かすことができた。1960年代、1970年代以降、サム&デイヴ、ジェイムス・ブラウンに続いて現れた最高のショウマンの1人だった。僕はそういうとこをたくさん学び、自分の能力で可能な限り使ってきた。でも、彼は別のレベルだった」

ブルース・スプリングスティーンは、プリンスが亡くなった直後開いた公演で「Purple Rain」を初めてライブ・パフォーマンスし、「彼の公演を観るときはいつも畏怖の念を抱いたものだった。それがなくなったのは寂しい。彼を恋しく思う」と、追悼していた。

Ako Suzuki
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