【ライヴレポート】ASH DA HERO、「一番ロックなライヴを演ってるのはここだ!」
ASH DA HEROが6月25日、愛知県名古屋大高緑地特設ステージにて開催された無料野外音楽フェス<FREEDOM NAGOYA’2016>に出演した。
◆ASH DA HERO 画像
出演アーティストのラインナップからは“異色の存在”にも思えたASH DA HEROだが、ライヴは彼の主戦場。SHOWはリハーサルから始まっていた。決して多いとは言えない観客の中、サウンドチェックがてらに突然始まったのは、エアロスミスの「I Don't Want to Miss a Thing」だ。その歌唱力に一気に会場中がざわめき、遠巻きに見ていた観客もASH DA HEROとは何者なのか、興味を持ち始めていた。
そのまま本番に突入すると、1曲目はニューアルバムから「You Gotta Power」でのっけからアクセル全開。「この<FREEDOM NAGOYA’2016>の会場の中で一番ロックなライヴを演ってるのはここだ!」と高らかに叫ぶと、2曲目の「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」へ。間奏ではサークルモッシュが起きるのが定番となっている同曲では、ASH DA HEROを初めて見る人も、知っている人も知らない人も誰もが肩を組み合い、これまで見たことがないほどの大きな一つのサークルとなった。その様子を見て、通りすがりの観客達もだんだんと彼のステージに引き寄せられていく。
実は名古屋出身のASH DA HEROは、同フェス主催者とは10年来の友人だという。友人の夢だったこのフェスに出演できた喜びと感謝を改めて語ったMCのあと、ニューアルバムのリードトラックである「Everything」へ。先ほどまでとは打って変わった壮大なロックバラードで、彼の多彩な音楽性と歌声が染み入るように届けられた。
最後に演奏したのは代表曲でもある「反抗声明」だ。会場中が一つになって力強く“くそっくらえ”と叫び、最高潮の盛り上がりのなかでASH DA HEROはステージを後にした。たった4曲で観客を魅了し、新たなロックスターの出現を誰もが確信するステージとなった。
■<FREEDOM NAGOYA’2016>6月25日@愛知県名古屋大高緑地特設ステージSETLIST
2.WAKE UP ROCK AND ROLL BAND
3.Everything
4.反抗声明
■Album『THIS IS LIFE』
CRCP-40464 ¥2,315+税
01. Overture
02. You Gotta Power
03. Anchor
04. Everything
05. いつかの街で
06. 上京難民
07. Never ending dream
08. 生命のリレー
09. One Hundred Years Later
10. HELLO NO FUTURE
■<ASH DA HERO ONE MAN TOUR 2016 「THIS IS LIFE」>
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00~19:00)
8月19日(金)大阪 : 大阪 MUSE
(問)サウンドクリエーター 06-6357-4400(平日12:00~19:00)
8月26日(金)名古屋 : Electric Lady Land
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(10:00~18:00)
※全日程 開場18:00 / 開演19:00 / オールスタンディング ¥3,500(税込・ドリンク代別)
Listen withイベント『ASH DA HERO』
http://listenwith.jp/
※イベントはKKBOX/うたパスアプリからご参加いただけます。
◆ASH DA HERO オフィシャルサイト
◆ASH DA HERO オフィシャルTwitter
◆ASH DA HERO オフィシャルFacebook
◆ASH DA HERO オフィシャルYouTubeチャンネル
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