ジョー・ペリー、エアロスミスが新シンガーを探しているとの噂を否定
エアロスミスのジョー・ペリー(G)は、スティーヴン・タイラーがソロ活動を始めたため、“バンドは彼に代わるシンガーを探している、スティーヴン抜きでツアーを計画中らしい”といった噂を、事実ではないと否定した。
事の発端は、ブラッド・ウィットフォード(G)がMetal-Rules.comのインタビューで「AC/DCがアクセル・ローズとツアーをやるが、これはエアロスミスにとって、スティーヴン抜きでゲスト・ヴォーカリストを迎えショート・ツアーをやる道を開いたことになるか?」との質問に、「その通りだ。俺たち、考えたよ。でも、実現するかどうか、俺にはわからない。俺は素晴らしいと思うけどね」「(候補は)たくさんいる。マイルス・ケネディからアクセルまで(笑)」と答えたためだった。
深い意味はなかったのだろうが、これにより「エアロスミスでまた内紛?!」との噂が流れた。そして、バンドは聞き流すのではなく、直ちにそれを否定するコメントを発表した。「エアロスミスが新しいシンガーを探しているとの話が拡散しているが、全くもって事実ではない。ギタリストのジョー・ペリーはこう話している。“俺らが別のシンガーを探しているとの噂は、完全にデマだ。俺ら5人全員、南アメリカやメキシコ・シティへ行くのが楽しみだって電話で話していたとこだ”」
スティーヴンはソロ活動も忙しいようだが、エアロスミスの活動をないがしろにしているわけではない。エアロスミスは9月終わりから南米ツアーをスタートする。
Ako Suzuki
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