エアロスミス、2017年にラスト・ツアー?
スティーヴン・タイラーが、2017年に行なうエアロスミスのツアーがバンドにとって最後のものになるかもしれないとほのめかした。
◆エアロスミス画像
彼は『Rolling Stone』誌にこう話したという。「俺は5月から8月にかけて(ソロ)30公演をやる。それで2017年は、エアロスミスとのツアーだ。俺ら、多分、フェアウェル・ツアーをやる」
「まだオリジナル・メンバーでやっているバンドは2つだ。俺らとストーンズだ。俺はそれを有り難く思っているよ。フェアウェル・ツアーをやるのか、スタジオに入って新しいアルバム作るのか、なんであれ、俺はワクワクしている」
『Rolling Stone』誌によると、バンド・メイトのブラッド・ウィットフォードも最近、同じような発言をしていたという。彼は12月、Eddie Trunkのポッドキャストで「俺ら、フェアウェル・ツアーって呼ぶ、幕を閉じるようなツアーをやろうと考えている」と話したそうだ。「年齢の問題だよ。何かが起きる。わかるだろ? 誰かができなくなるっていうのは、避けられない。だから、別れの挨拶をし、ありがとうって言いに出て…、きれいに終わりを迎えるのはいいことだと思う」
ただ、そう考えることはあっても、気が変わるバンドは少なくない。ザ・ローリング・ストーンズとくらべるのであれば、スティーヴンは68歳になったばかり。ミック・ジャガーは7月で73歳。ストーンズは周りから“最後のツアー”と言われることはあっても、本人たちにその気はないようだ。キース・リチャーズは最近、60周年を目指すと発言している。
Ako Suzuki
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