ジューダス・プリースト、新作は2017年初め
2015年12月に1年以上におよんだ<Redeemer Of Souls>世界ツアー129公演を終えたジューダス・プリーストは、間もなく、曲作りをスタートするそうだ。フロントマンのロブ・ハルフォードはこれをとても楽しみにしているという。
◆ジューダス・プリースト画像
ロブは、『Full Metal Jackie』のインタビューで2016年の予定を問われると、こう答えた。「俺たち、もう本当にすぐ、ライティング・セッションに取り掛かるつもりだ。『Redeemer Of Souls』を終えて…、ツアーが終わると、ほとんどのバンドと同じで、“次はなにやる? 次はどこだ? 次の計画は?”ってなる。俺らは12月、(クリスマス)ホリデー前にこのどでかい世界ツアーを終えた。いまは、もう間もなくライティング・セッションを始めるってとこだ」
「それって最高だよ。ったく、俺はライティング・ゾーンに入るのが待ちきれない。俺にとって、個人的にはプリーストの(活動の)中で最も興奮する瞬間の1つだ。ホント、もうすぐだ。グレン(・ティプトン)やリッチー(・フォークナー)と集まり、部屋にはアンプがあって、“お茶でも飲まないか”なんて言ってさ。アンプのスイッチ入れて、リフをやり始め、ジャーン、その日の終わりにはまた素晴らしいプリーストの曲が出来上がるんだ。俺はプリーストのこの部分が大好きだ」
「これが俺らの次のステップだ。ライティング・セッションやって、本当にいい、頑強なプリーストの曲ができたら、スコット(・トラヴィス)とイアン(・ヒル)が加わってジャムを始め、曲をまとめる。いつもの通り、いつ完成するかはわからない。でも、すでにツアーの最中、ものすごくたくさんのアイディアが浮かんでいる。だから、多分、年内はないだろうが、間違いなく来年の初めのほうには完成するんじゃないかって、俺は楽観視しているよ」
前作『Redeemer Of Souls』は全米チャートで6位をマーク。彼らのキャリアで初のトップ10入り、最高位となった。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ジューダス・プリースト、74年リリースのデビュー作が50周年を記念してリミックス&リマスターで再登場
ロブ・ハルフォード「カミングアウトするのは、今の時代でも簡単なことではない」
ティム“リッパー”オーウェンズ「K.K.ダウニングはメンバーだろうがクルーだろうが平等に扱う」
ジューダス・プリーストのスコット・トラヴィス、ドラムスティックを逆さまに握る理由を説明
ロブ・ハルフォードとジェイムズ・ヘットフィールド、そろってTURNSTILEのライヴを鑑賞
メタリカのカーク・ハメット「ジューダス・プリーストはヘヴィ・メタルの立案者」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話018「まさか泣くなんて」
ロブ・ハルフォード「若い人たちには自分らしい道を見つけさせなくては」
ジューダス・プリースト、来日公演決定