アデル「グラミーの後1日中泣いてた」
アデルが、アメリカのトーク番組『The Ellen DeGeneres Show』に出演し、サウンド・トラブルに見舞われたグラミー賞でのパフォーマンスについて語った。翌日ずっと泣いていたそうだ。
◆アデル画像
アデルはグラミーで、ピアノをバックに「All I Ask」を歌ったが、ピアノの上に置かれたマイクが弦に落ち、最初から最後まで伴奏に金属音がかぶってしまった。
アデルはパフォーマンス後、「こういうトラブルは起こる」「In N Out(ハンバーガー屋)で自分を慰めよう。だから、悪いことばかりじゃなかったかも」とツィートをしていたが、その後、落ち込んだそうだ。
アデルは司会者のエレン・デジュネレスにこう話した。「サウンドチェックは素晴らしかったの。だから、すごくワクワクしてた。それが、セットを変えているときにマイクが落ちたの」「(パフォーマンスが始まり)すぐに、音に気づいた。マイクがどこにあるのかは知っていたから、スイッチを切りに行きたかったんだけど、固まっちゃったの」
その後気を取り直したが、慰められたことで、逆に恥ずかしくなってしまったそうだ。「翌朝、みんなが“あなたのこと、まだ愛しているから、気にしないで”って言ってきたの。えーっ、わたし、“まだわたしのこと好き?”なんて訊いてないわよ、ありがとう!って感じ(笑)。恥ずかしかったわ」「昨日(パフォーマンスの翌日)は、一日中泣いてた。でも、良くできたときも泣くからね。どっちみち、いつも泣いてるのよ」
アデルはいまだステージに上がると緊張するが、「こんな最悪なことがあったから、もう平気(笑)」「今度同じことが起きたら、演奏止めてやり直すわ。じゃなきゃ、さよなら~ね(笑)」と笑い飛ばした。
トラブルには見舞われたが、パフォーマンスは好評で、アデルのアルバム『25』はグラミーの数日後に発表された最新チャートでアメリカ、英国どちらも1位に返り咲いた。
Ako Suzuki