【2016年グラミー特集】ノミネートが少なかった腹いせ？クリス・ブラウン、グラミー賞をディスる

世界中の一流アーティストが集う世界最高峰の音楽の祭典、グラミー賞。音楽関係者なら誰もが憧れると言われるこの賞だが、その分ノミネートされなかった悔しさは計り知れないものなのかも。

人気歌手クリス・ブラウンが、先週末に突然ツイッターでグラミー賞に対する不満をぶちまけた。

「グラミー？俺が作りたい音楽を自由に作るのが大好きな理由はたぶんこれかもな。媚びてばっかりでろくに仕事しない奴らが多すぎるんだよ」

さらにクリスは次のように続けた（しかし現在は削除済み）。

「今ラジオを付けたら、これから1時間以内に耳にする曲の半分近くが『クリス・ブラウン』の作品か、俺と誰かの共作だって断言できるよ。以前はグラミー賞にも意味があったんだけど、今じゃ…」


クリスは今年のグラミー賞で「ニッキー・ミナージュ ft.ドレイク、リル・ウェイン＆クリス・ブラウン」としてのコラボ作『オンリー』が最優秀ラップ／ソング・コラボレーションにノミネートされている。そ れならどうして文句があるの？と言いたいところだが、これまでに15度ノミネートされ1度の受賞を果たし（第54回/2011年の最優秀R&Bア ルバム）、昨年はソロ作品で3部門にノミネートされていたクリスにとって、今年はソロ作品で1部門もノミネートされなかったことが相当悔しいのかもしれない。

しかし、思いのたけを全て吐きだしてすっきりしたのか、クリスは連続ツイートをファンへの感謝の言葉で締めくくっている。

「ファンのみんなには感謝してるよ。おかげで俺は自分のやり方を曲げることなく最高のアーティストでいられるんだ」
こんな形でディスっておいて授賞式には出席するのか、ちょっぴり気になるところだ。

写真：Getty Images


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