ブルース・スプリングスティーン、グレン・フライに捧ぐ「Take It Easy」を演奏
ブルース・スプリングスティーンが<The River Tour 2016>ツアー2日目 1月19日のワシントン公演で、グレン・フライに捧げる「Take It Easy」を披露した。
◆ブルース・スプリングスティーン画像
アンコールで登場したスプリングスティーンは一人でアコースティックギターを静かに奏で、歌い始めると、会場中で「Take It Easy」の大合唱となり、光で包まれた。スプリングスティーンは1月16日にピッツバーグで行なわれた初日公演ではデヴィッド・ボウイに捧ぐ「Rebel Rebel」を演奏している
<The River Tour 2016>は、アルバム発売35周年記念豪華盤『ザ・リバー・ボックス』に合わせたツアーだが、2日目のコンサートは全33曲3時間超えのボリュームを誇るものだった。初日に続きこの日も1980年発表の2枚組アルバム『ザ・リバー』全曲演奏を行なったが、そのあとの曲は初日とがらりと変え、「Night」「No Surrender」「Cover Me」「She's The One」「Human Touch」5曲が初登場、早くも日替わりセットリストの様相を呈している。
<The River Tour 2016>は2014年の<High Hopes Tour>以来2年振りのブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのツアーで、1月16日のピッツバーグを皮切りに、3月まで3ヶ月間、NYマジソン・スクエア・ガーデン、LAスポーツ・アリーナ公演を含む、北米・カナダ22都市24回の公演が現段階では予定されている。チケットはどの会場も発売後数分でソールドアウトとなり、今全米で最も入手困難なチケットとして話題を呼んでいる。
また公演の模様は全公演録音され、その後Live.BruceSpringsteen.netにてダウンロードおよびCDでリリースされることが発表になったが、早くも初日ピッツバーグ公演が下記でダウンロード販売がスタートとなった。
『ザ・リバー・ボックス』は2015年12月23日発売。1980年に発表した5作目のアルバム『ザ・リバー』のレコーディング・セッションでの膨大な未発表曲や当時の未発表ライヴ映像などを網羅したコレクションで、米ローリングストーン誌では「スプリングスティーン史上最高のアーカイブ・コレクション」、NPRでは「(ファンにとっての)聖杯」とも評されている。
<ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド 2016年1月19日シカゴ ユナイト・センター公演>
2.The Ties That Bind
3.Sherry Darling
4.Jackson Cage
5.Two Hearts
6.Independence Day
7.Hungry Heart
8.Out In The Street
9.Crush On You
10.You Can Look(But You Better Not Touch)
11.I Wanna Marry You
12.The River
13.Point Blank
14.Cadillac Ranch
15.I'm A Rocker
16.Fade Away
17.Stolen Car
18.Ramrod
19.The Price You Pay
20.Drive All Night
21.Wreck On The Highway
22.Night
23.No Surrender
24.Cover Me
25.She's The One
26.Human Touch
27.The Rising
28.Thunder Road
ENCORE
29.Take It Easy
30.Born To Run
31.Dancing In The Dark
32.Rosalita(Come Out Tonight)
33.Shout
◆ブルース・スプリングスティーン・オフィシャルサイト
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