ピーター・ガブリエル、猿にスカイプの使い方を伝授
かつて「Shock The Monkey」という曲を作ったピーター・ガブリエルが、猿の研究に乗り出すそうだ。彼らにビデオ通話の使い方を教え、それを使いこなせるか調査するという。
◆チンパンジー画像
この研究は、インターネットとTCP/IPプロトコルの誕生に大きく貢献したヴィントン・サーフ計算機科学者とマサチューセッツ工科大学のNeil Gershenfeld教授らが取り組んでいるプロジェクト<Interspecies Internet>の一環。ガブリエルは2013年、同プロジェクトに関して開かれた講演会にも出席するなど深く関わってきた。
<Interspecies Internet>では、イルカや猿、象などコミュニケーション能力に長けた動物たちにインターネットがどのような影響を与えるのか、研究しているそうだ。ガブリエルは猿の担当になったらしい。彼は英国ドーセットにあるチンパンジーのレスキュー・センターMonkey Worldと提携し、リサーチを進めるという。
ガブリエルは「猿もコミュニケーションを取るのに、ビデオ・カメラを使用するはずだと確信している」と話している。
彼は15年ほど前、猿にキーボードの弾き方を教えたことがある。
Ako Suzuki