Astell&Kernから、新スタンダードモデルAK320登場

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Astell&Kernから、新たなハイレゾポータブルオーディオプレーヤーAK320なるニューモデルが発表された。現時点で発売日と価格は未定となっているが、仕様は細かい部分まで明らかとなっている。

◆AK320画像

AK320は、最上位モデルAK380の基本設計をそのまま踏襲しており、世界的な評価を得ているAK380が持つ究極のサウンドを、より多くの人に楽しんでもらおうと新たに設計されたスタンダードモデルだ。旭化成のDAC「AKM AK4490」をデュアルDAC構成で搭載しており、超低ジッター200Femto秒を実現している点など、AK380そのままがそっくり引き継がれている。デザインはシンプル化しているが、AK380アンプもそのまま使用できる拡充性も担保されており、期待を裏切らない設計思想が貫かれている。サウンドは限りなくAK380の特性が存分に発揮されたプレミアムなものになることだろう。



なお、スペックをざっとみる限り、AK380とAK320の大きな違いは以下のポイントだ。

●ボディ素材がジュラルミンからアルミニウムに
●ネイティブ再正は192kHz/24bitまで(それ以上はダウンコンバート、DSDはPCM176.4kHz/24bitに変換)
●内蔵メモリが256GBから128GBに
●ダイヤルボリュームノブがAK Jrタイプに
●背面パネルはカーボンではなく、AK Jrと同等のもの

他、2.5mm/4極バランス出力、マイクロSDスロット、AK Connect対応、AK380 AMP(近日発売予定のAK CD-RIPPER/AK380 Cradle含む)接続可能、メタルタッチセンサー・ホームボタン搭載など、AK380の特徴はそのままきっちり踏襲されている。筐体デザインはシンプルに簡略化され、スリムな印象となった。AK380よりもAK320の方が好きという人も少なくないのではないだろうか。

AK380がフラッグシップであることに変わりはないが、実際の使用環境によっては、再生スペックや容量の点でむしろAK320のほうが好都合という人も多いだろう。発売日及び価格の続報をお楽しみに。



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