Astell&Kern AK70、これはいい!
“MUSIC FRIEND IN MY POCKET”というキャッチコピーとともに、「Astell&Kernをもっと身近に」というコンセプトのもと、新たなミュージックプレイヤーAstell&Kern AK70が登場した。
◆AK70画像
エントリーモデルとして人気を博していたAK Jrの後継と位置付けられているものの、AK240にも搭載されているDAC「CS4398」を採用し、バランス出力・USBAUDIOデジタルを出力するという新たな機能を携えての登場だ。Ak240をシンプルにまとめたようなデザインもAstell&Kernらしさあふれるもので、非常に魅力的なモデルとなっている。
実機を触りその音も確かめてみたが、AK Jrのような線の細さはなく、AK300シリーズを思わせるようなどっしりとした安定感のあるサウンドが飛び出してきた。もちろん解像度をはじめとしたサウンドクオリティ自体はAstell&Kernの名に恥じない高品位なもので、全く不満を感じさせないものだった。質感も高く、持った感じも軽量で使いやすい。
発売は7月、価格は未定だが、米価格で599ドルとのことなので、ここ日本でも手に取りやすい人気モデルになることは間違いなさそうだ。ボディカラーはミスティミントと名付けられた涼し気なミントカラーだ。
●AK70 主な特徴
・PCM最大384kHz/32bit、DSD128(5.6MHz/1bit)の再生に対応
※ネイティブ再生は192kHz/24bitまで。
※352.8kHzは176.4kHz、384kHzは192kHz、32bitは24bitにダウンコンバート、DSDはPCM176.4kHz/24bitに変換対応。
・USB、AUDIOデジタル出力をサポート。DSDファイルはDoPでの伝送にも対応
※PCM:384kHz/32bit、DoP:DSD128(5.6MHz/1bit)まで。(2016年6月現在)
・通常のヘッドホン端子に加え、バランス出力端子を搭載(2.5mm/4極)
・DLNAネットワーク機能「AK Connect」搭載。ストリーミング再生やスマホからの遠隔操作などにも対応。
・プレーヤー本体から直接楽曲を購入できる、ストア機能搭載
・第3世代AKシリーズと同じUIを採用。さらにトップメニューのアートワーク拡大表示機能も搭載。
・PCと接続してUSB DACとして使用可能
※PCM:96kHz/24bitまで
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