ASH DA HERO、VAMPSとのジョイントで「自力で帰ってくるから!」
ミニアルバム「THIS IS A HERO」で12月にメジャーデビューするASH DA HEROが11月15日、Zepp Tokyoで行われた<VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666>にJOINT ACTとして出演した。到着したオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆ASH DA HERO×VAMPS 画像
会場に詰めかけた3,000人の観客のほとんどが初めて目にするであろうASH DA HEROのライブ。SEが流れASHがステージに登場した時点では“お手並み拝見”といった雰囲気だった客席の空気が、1曲目の「THIS IS LOVE」でその声が響き渡るや否や一転。のっけから全開のパフォーマンスを受け、瞬く間に身体を揺らす観客が増殖。会場は熱気に満ちていく。
その反応にASH自身も手応えを感じたのか、短いMCを挟んで畳み掛けるように披露された「結局なんにもやれてない」「Spawn」でパフォーマンスのヴォルテージはさらに高まり、呼応する歓声や拍手を受け一気にヒートアップした会場の様相は、とてもデビュー前のアーティストとのライブとは思えないものとなった。
「名前だけでも覚えて帰って下さい……なんで言うつもりはなく、ガッツリファンになって下さい!」──ASH DA HERO
とASHらしい強気な言葉にひときわ大きな歓声が巻き起こり、続いて演奏されたメジャーデビュー盤「THIS IS A HERO」のリードトラック「反抗声明」そして「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」という“ASH流ロックンロール・ナンバー” では拳が突き上げられ、大合唱が巻き起こるASHの独断場が展開される。
アップテンポのナンバーだけでなく「GOOD MORNING HELLO GOOD BYE」「BABY GOOD NIGHT」といったメロディアスなバラードでは、その美メロと抑揚のあるヴォーカル力で観客をしっとりと魅了するなど、前評判通り幅広い音楽性を持ったアーティストであるところもしっかりと見せつけてくれた。
最後のMCで「絶対ここ(Zepp Tokyo)に自力で帰ってくるから!」と力強く宣言してから「からっぽの街」とラストナンバー「Prologue」で全9曲全45分間の“初Zeppライブ”を締めくくったASHだが、VAMPSのアンコール時にhydeの呼び込みで再びステージに登場。「Sex Blood Rock N' Roll」を一緒に歌うという、ジョイント・ライブでしか見られない貴重なパフォーマンスも披露した。
既に音楽業界内部ではまれに見る逸材として評価が高まっているASH DA HEROだが、このライブを体験したオーディエンスの心にも確実にその名を刻んだことだろう。
撮影◎田中和子
■<VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666>
11月15日@Zepp Tokyo ASH DA HERO Set List
M-1「THIS IS LOVE」
M-2「結局なんにもやれてない」
M-3「Spawn」
M-4「反抗声明」
M-5「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」
M-6「GOOD MORINING HELLO GOOD BYE」
M-7「BABY GOOD NIGHT」
M-8「からっぽの街」
M-9「Prologue」
■Mini Album『THIS IS A HERO』
CRCP-40439 ¥1,667+税
・「HERO IS BACK 2」
・「結局なんにもやれてない」
・「反抗声明」
・「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」
・「BABY GOOD NIGHT」
・「THIS IS LOVE」
ライヴ<IS THIS A HERO?>
開場 18:30/開演 19:00
前売り \3,000/当日 \3,500
チケット発売中
・イープラス
・チケットぴあ(コード:279-562)
・ローソンチケット (コード:75197)
◆ASH DA HERO オフィシャルサイト
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