ポール・サイモン、偽名でTV出演

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先週、米CBSでスタートした新トーク番組『The Late Show With Stephen Colbert』にポール・サイモンのトリビュート・バンドTroubled Watersが出演した。

◆ポール・サイモン画像

司会のスティーヴン・コルベアは、サイモンに出演して欲しかったが断られたため、トリビュート・バンドに代理を依頼したと彼らを紹介。無名のバンドの登場にスタジオにいる観覧者が戸惑う中、フロントマン“アルヴィン”としてマイクの前に立っていたのはポール・サイモン本人だった。


コルベアは“アルヴィン”に向け、ポール・サイモンにパフォーマンスを断られたと愚痴をこぼし、「彼に会ったこと、ある?」と問いかけると、サイモンは「厳密に言えば、ないね」と答え、会場の笑いを誘った。

また、先日、アート・ガーファンクルがサイモンをばか者と呼んだのをほのめかしてか、コルベアが「サイモンって大ばか者だよね。ポール・サイモンはバカだって言ってみて」とリクエストすると、サイモンは「ああ、ポール・サイモンはちょっとバカだね」と応えた。

そして、「ポール・サイモンだったらよかったんだけど、代わりに来てくれてありがとう」と感謝するコルベアを隣に、「Me And Julio Down By The Schoolyard」をパフォーマンスした。

同番組一週目には、スカーレット・ヨハンソン、ジョージ・クルーニー、スティーヴン・キング、ケンドリック・ラマーらが出演。数週間前、そんな豪華ゲストの中、Troubled Watersの名も発表され、一体何者なのかと話題になっていた。

Ako Suzuki
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