ブルース・ディッキンソン、英空軍の基地に緊急着陸

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フォッカー三葉機で飛行していたアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンが、目的地にたどり着くには燃料が足りなくなる可能性があると判断し、急きょ行き先を変え、英空軍のハルトン基地に緊急着陸した。同基地の少佐は、正しい判断であり、パイロット訓練生にいいお手本を示してくれたと称賛しているという。

◆ブルース・ディッキンソン画像

少佐は、「我々は、燃料が不足する可能性がある中、無理に目的地へ向かうのではなくRAFハルトンへ迂回することにしたブルース・ディッキンソンの決断を称賛しています」と、地元の新聞『Bucks Herald』に話した。

「高く評価されるパイロットで、世界的に有名なロック・シンガーがこのような決断を下したのを目にするのは、我々の訓練生にとって素晴らしいことです。不測の事態による燃料不足は誰にでも起こりかねず、方向転換するのは正しい判断だということを彼らに実感させました」

また、「彼は本当に素晴らしいフォッカー三葉機を所有しており、飛び立つまでの数日間、ホームを提供できたのを嬉しく思います」とも話した。

ミュージシャンとして活動すると同時に英国の航空会社に勤務していたことがあるディッキンソンは、総飛行時間が7000時間に達している。

Ako Suzuki
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