ジャック・ホワイト、引退の噂を否定

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ジャック・ホワイトが先日、ファン・フォーラムにログインしファンからの質問に答えたそうだが、その発言が誤解されたり間違って広まっていると、彼のレーベルThird Man RecordsがFacebookに長文の声明を掲載した。

◆ジャック・ホワイト画像

ジャックは「引退する」「もうフェスティヴァルでプレイしない」「メグ(・ホワイト)とは話していない」などと答えたとのニュースが流れたようだが、レーベルは、これらは間違った引用だと釈明した。

「ツアーはもうやらない――彼はそんなこと言ってない。しかし、ツアーから長い休みは取っている(このことは、ひと月以上前に発表されているし、騒ぎになることもなかった)。彼は、アコースティックの公演は座って観られる会場で、エレクトリックの公演は立ち見の会場でやりたいと言ったんだ。フェスティヴァルは好きじゃないと言ったが、ほら、何だかんだ言ってもやってるじゃないか。上手くも行ってる」

「彼は音楽をやめるつもりはない。来週は、デッド・ウェザーとの仕事がある。たくさんのプロジェクトを抱えているが、いまここでそれを明かすつもりはない。サプライズを台無しにしたくないからね」

「メグについて……彼女は電話に出る必要はない。彼はそのことに文句を言っていないし、気がめいるとも言ってない。ホワイト・ストライプスは終わった。これはもう100回も言われてきた。多分、ジャックは1日何度も訊かれる質問には、それが手っ取り早い答えだと思ったんだろう。ジャックはメグを愛している。彼女は素晴らしいドラマーだ。彼女がやってること、ホワイト・ストライプスでやったことを代われる人はいない。でも、残念なことにその日々はもう終わった。先へ進もう。ジャックとメグはすでにそうしている」

デッド・ウェザーの活動再開をほのめかしているのは、ファンには嬉しい限り。もし、これがアルバムであれば、2010年にリリースされた2nd『Sea Of Cowards』以来となる。

Ako Suzuki
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