Astell&Kernから、弩級プレイヤーAK380登場

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そして2015年5月、今回発表されたのはAK240を上回る最上階モデルだ。AK380の詳細、発売日、価格はすべて現時点では未定となっており、現時点でわかっているのは、AK240から更なる音質のブラッシュアップと新たなる機能の追加を果たしたシリーズ最上位モデルであるということだけだ。PCM 32bit / 384kHz、DSD128(5.6MHz/1bit)のネイティブ再生、最新型DACの旭化成エレクトロニクス「AKM AK4490」をデュアルDAC構成で搭載、VCXO Clock(電圧制御水晶発振器)を搭載し超低ジッタ0.2Psを実現、内蔵容量は256GBだという。もちろん2.5mm/4極バランス出力も搭載されている。

また、より高度な音質調整を可能にする20バンドのパライコを搭載、各種専用オプションの発売も予定されており、ポータブルプレイヤーの枠を超えた高い拡張性をもたせるという。配信予定のアプリによって、スマホ/タブレットからリモートコントロールを可能とし、据え置き型プレイヤーとしてのホームオーディオ用途も視野に入れた設計となっているようだ。サイズは79.8×112.4×17.5mm、約218gとのことなので、AK240と厚みは変わらないが、縦に若干長くなり、横幅が一回り大きくなる。横幅に関しては側面が斜めになっていることで、持った感覚は実寸サイズよりもコンパクトに感じるのではないか。5月16日、17日に中野サンプラザで開催される<春のヘッドフォン祭 2015>では、実機展示とともに視聴も可能だ。

またエポックメイキングなプレイヤーの登場である。


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