音茶楽から、Flat4-楓弐型(KAEDE TypeII)登場

ポスト

高い評価と熱狂的な人気を集めながらも、数量限定製産ゆえに販売完了となってしまった音茶楽Flat4-楓(KAEDE)の後継モデルが発表された。Flat4-楓弐型(KAEDE TypeII)の誕生だ。

◆Flat4-楓弐型(KAEDE TypeII)画像

▲エイジング前 ▼エイジング後
Flat4シリーズは、初号機のFlat4-粋(SUI)から、独自の着眼と構造をもって圧倒的なサウンドクオリティを発揮してきた日本が誇る高音質イヤホンだが、その後も音の響きや余韻等、細部の音質の向上に余念なく力が注がれ、様々なバリエーションが誕生してきている。

これまでのノウハウを凝縮し、好評の内に販売完了となったFlat4-楓の音質に改善を施し完成に至ったのが、このFlat4-楓弐型となる。Flat4-楓の構成部品を塗装材料から音響抵抗材等細部まで見直すことで、余韻レベルのかすかな音までをも磨き上げたとか。

全ては音質向上の為に、改善する所は徹底的に見直し良い所はそのまま引き継ぐという設計思想で、位相補正チューブには弐型制振塗装を施し位相補正チューブの鳴きを徹底的に抑制、より歪み感が少なく柔らかい高音域が実現されたという。音響調整部品の微調整から超低音域から超高音域までよりスムーズで拡がりのある音に仕上がったようだ。

センターキャビネットはもちろんFlat4-楓(KAEDE)と同様、オークヴィレッジによる拭き漆加工した楓無垢材が使用されている。飛騨高山で職人の手でひとつひとつ仕上げられたものだ。漆塗装は紫外線などで透けていき木目が見える様に経時変化するため、使い込む程に音質も外観もエイジングされていく。この点も心地よい所有感をくすぐるところだ。

●Flat4-楓弐型(KAEDE TypeII)
音茶楽Sound Customize 販売予定価格 81,000円(税込)
発売日11月下旬
※フジヤエービック、オークヴィレッジ及び音茶楽Sound Customize店舗他にて販売開始予定
※10月25日、26日 フジヤエービック様主催 秋のヘッドホン祭2014音茶楽ブースにて展示及び少量先行販売予定
※11月8日、9日 京都中央郵便局にて、試聴会及び先行販売イベントを実施予定
この記事をポスト

この記事の関連情報