頑張れ!ヴィヴィアン・キャンベル、幹細胞移植の準備中
ガンが再発したにもかかわらず、この夏のツアーを敢行したデフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベルだが、この後、幹細胞移植を受けるため、年内はバンド活動から離れるという。
◆デフ・レパード画像
キャンベルは7月、「スキャンを受けた。スキャンによると癌は寛解したそうだ。素晴らしいニュースだ」と報告したが、完治ではなく、さらなる治療が必要とのこと。フロントマンのジョー・エリオットは米ラスベガスのラジオ局KOMP 92.3のインタビューで近況を伝えた。「ヴィヴィアンは2度目の寛解期にある。最初のときは、寛解したと言われ、確かにそうだったんだが続かなかった。再発だ。でも今回は、医療チームが機転を利かせてくれたおかげで、ツアーの間中モニター可能だったから、彼はこの夏のキッスとのツアーをやることができた」
「いま、彼は幹細胞移植手術の準備中だ。これにより全てが取り除けるんじゃないかと考えられている。だから、クリスマスまで彼は活動停止だ。一度始まると、医者は彼を閉じ込め、細菌なんかから隔離しなきゃならないんだ。見舞いに行く奴は放射線防護服みたいなのを着なきゃいけないんだと思うよ。宇宙にいるみたいに見えるんだろうよ。彼は閉じ込められ、隔離される。でも、彼はやれるって自信を持っている。素晴らしい精神だ」
「いつだって一緒にいて楽しい奴だ。アイルランド人の素晴らしいユーモアのセンスを持っている。そのポジティブさをフル活用し、この邪悪な病気と闘っている。俺らは、それを助けるためなら何でもする」
デフ・レパードは、10~11月にかけ北米で数公演を行い、2015年春リリース予定のニュー・アルバムの仕上げにも入るが、キャンベルはこれらにはジョインできないそうだ。
「彼は(幹細胞移植を)楽しみにしているんだよ。あんなの楽しみにしている奴なんていないのに…、彼はこれで残りの人生、癌の心配をしなくていいって楽しみにしてるんだ。彼がホジキンリンパ腫を公表して以来この2年で、俺らはそれを克服し25年も30年も生きている人達をたくさん目にしてきた。俺らができることは幸運を祈り、彼からの知らせを待つだけだ」
Ako Suzuki, London
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