パール・ジャム、ライブ・パフォーマンス中に反戦メッセージ

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パール・ジャムのフロントマン、エディ・ヴェダーが金曜日(7月11日)、UKのミルトン・キーンズで行われた公演で戦争反対を唱えた。

◆パール・ジャム画像

ヴェダーはアンコールで「Daughter」をプレイ中、こう話した。「全く、ったくなんなんだ!」「こんなポジティヴなことが起きているのと同時に、その全く同じときに、そう遠くないところで爆弾を落とし合っている奴らがいる。どういうことなんだ?」

「神に誓ってもいい、殺す理由を探している連中がいる! 国境を越え、自分らのものじゃない土地を乗っ取る大義名分を探してるんだ。とっとと出て行け、人のことに口出しするのはやめろ…。みんな、同じことを望んでいるはずだ。子供を持つ、食う、ものを作る、絵を描く、アートを作る、音楽を聴く、子供を持つ、食う、働く、食う、働く、愛、愛、愛する、みんな同じだ! なのに、なぜ戦争をするんだ? そんなバカなことやめろ、今すぐ、今すぐだ! 俺らはそんな連中に金を渡したくない。子供に爆弾落とすために税金なんか払いたくないんだ! 今すぐだ! 終わりにしろ! 今すぐに!」

ヴェダーは具体的な名前は出さなかったが、イスラエルを批判したものと推測されている。この反戦メッセージには賛否両論が巻き起こったが、ヴェダーは水曜日(7月16日)、さらなる声明を発表し、ロック・コンサートで世界の平和を願うのを止めるつもりはないと宣言した。

「僕達の大半は、ジョン・レノンがこう歌うのを聴いたことがあるだろう。「You may say I'm a dreamer,...but I'm not the only one」。そして僕らの中には、また朝から死と破壊でいっぱいのニュースが流れるのを見て、憤慨してるのは自分1人じゃないのを確かめるため他の人と接触を取らなくてはと感じる人がいるはずだ」

「青くさいって言ってくれ。誤解や報復を恐れ、あきらめて何も言わないより、青くさく深甚で希望に満ちているほうがいい」「「I hope someday you'll join us...」 彼の言ったことを聞かないのかい?」

Ako Suzuki, London
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