JH16 PROに低域調整機能搭載

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カスタムIEMブランドのJH Audioから、JH16 PROのマイナーチェンジが発表された。

THE SIRENS SERIES Roxanneに採用されている「4pinスクリュー式」のイヤホン端子をJH16 PROにも採用するというもので、2014年8月1日以降はマイナーチェンジされたJH16 PROに変更され、正規販売代理店経由での購入の場合、現行の2ピン端子での受付はできなくなる。選択は4pinスクリュー式端子のみだ。

マイナーチェンジ後に使用されるIEM ケーブルは、Roxanneに使用されているケーブルと同様のもので、ケーブル部の低域調整機能をも含んでいる。つまりは、Roxanneに限らず、新たなJH16にも低域調整機能が付くというわけだ。強力な低域を誇るJH16だが、低域過多と感じる人にとっては、この調整機構はまさに痒いところに手の届くものかもしれない。

他の変更点はないということを考えても、現行のJH16より低域をブーストすることはできないと思われるが、低域を控えめにすることで、相対的に中高域を前に出すチューニングが自在ということ。JH16の魅力がさらに一歩推し進められたと言えそうだ。

なお、現行の2pin端子から4pinスクリュー式端子へのアップグレードサービスも用意されていないので、新しい仕様のJH16は新たにオーダーするしか入手方法はない。マイナーチェンジに伴う、価格変更、モデル名変更はない。

◆JH Audioオフィシャルサイト
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