元ロストプロフェッツのメンバー「イアン・ワトキンスと二度と口をきくつもりはない」

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元ロストプロフェッツのメンバーが、幼児に対し性的虐待を行ったイアン・ワトキンスへの怒りを顕わにした。2012年12月に幼児への性犯罪容疑で逮捕されたワトキンスには、懲役29年に加え6年間の保護観察が言い渡されている。

◆ロストプロフェッツ画像

マイク・ルイス(G)は5歳のときから友人だったが、もうワトキンスとは二度と話すつもりはないそうだ。彼は『Sunday Times』紙にこう話した。「このことについては長いこと、ものすごく真剣に考えた。あいつとはもう二度と口をきくつもりはない。彼の母親や家族に対しとても気の毒に思う。彼らが耐えなくてはならない屈辱を考えると…。でも、あいつにそれについて問う気はない。全くだ」「判決文を読もうとした。でも、最後まで読めなかった。あんなことができるなんて本当に信じられなかった。でも、あいつはやったんだ。俺には理解できない」

また、リー・ゲイズ(G)は、一度は友人だったワトキンスの無実を信じ、獄中での生活を思いやったこともあったが、怒りのほうが勝ったと話している。「彼は少し臆病なとこがある。とてもタフ・ガイとは言えない。刑務所に入って、ロック・バンドにいた奴でああいう罪を犯したとなると(どういう扱いを受けるか)心配したよ。でも、その後、怒りが込み上げてきた」

ロストプロフェッツのメンバーは、ワトキンスが児童ポルノの写真を所持していた容疑で逮捕された際、彼から「誰かにはめられた」と説明を受けていたそうだ。ルイスも最初は何かの間違いだと思ったという。

ロストプロフェッツは2013年10月に解散を表明。元バンド・メイトは現在、ニュー・プロジェクトに取り掛かり始めたといわれている。

Ako Suzuki, London

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