アリス・クーパーの歴史を白昼にさらす、衝撃の“ドキュ・オペラ”

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アリス・クーパー初のドキュメンタリー映像作品『超絶!衝撃!アリス・クーパーの世界』が全世界に先駆け、日本で5月21日にBLU-RAYとDVDで発売となる。

◆アリス・クーパー画像

ホラーとハード・ロックを融合させた先駆者として知られるショック・ロックの帝王アリス・クーパーは、「スクールズ・アウト」「アリスは大統領」「エイティーン」「ポイズン」などのヒット曲、そして断頭台や吸血赤ちゃんなどの登場するシアトリカルなステージをもって、音楽のみならず演出、ステージングも含めた総合エンタテイナーして高く評価されているアーティストのひとりだ。

そんな彼の半生をとらえた本作でプロデュース/監督を務めるのは、『メタル:ヘッドバンガース・ジャーニー(2006)、『メタル・エヴォリューション』(2011)などを手がけてきたサム・ダンとスコット・マクフェイデンのバンガー・プロダクションズで、彼らは本作を“ドキュメンタリー+ロック・オペラ=ドキュ・オペラ”と位置づけている。

デトロイト出身のヴィンセント・ファーニエがバンド“アリス・クーパー”を結成、自らがアリスそのものへと変貌を遂げ、スーパースターの座に上り詰めていくまでの過程が、本作で描かれている。フランク・ザッパに認められてデビュー、画家サルヴァドール・ダリとの交流、ドラッグ癖との闘い、1980年代の完全復活まで、初公開となるライブやインタビュー映像・スチール写真の数々によって綴られる人生は、アリス・クーパーの真実と虚像に力強く迫るものだ。

アリス自身が協力しているのに加えて、彼を成功に導いたマネージャーのシェプ・ゴードンが制作総指揮で参加しており、彼の多くの作品を手がけてきたプロデューサーのボブ・エズリン、そしてイギー・ポップ、ジョニー・ロットン(セックス・ピストルズ)、ディー・スナイダー(トゥイステッド・シスター)、エルトン・ジョン、伝説のグルーピーとして知られるパメラ・デ・バレスらの証言も収録されている。なお、本編に加えて特典として未収録シーン、レア・フッテージ、『メタル・エヴォリューション』用に撮影されたインタビューなど、40分を越える貴重な映像も収録されており、ファンには手放しの必携アイテムだ。

『超絶!衝撃!アリス・クーパーの世界』
2014年5月21日発売
BLU-RAY \5,200+税
DVD \4,200+税
※日本先行発売/日本語字幕付/日本語解説書封入
ドキュメンタリー本編:約86分 / ボーナス映像:約41分 / 画面サイズ:16:9
BLU-RAY音声:リニアPCMステレオ / DTS-HD マスター・オーディオ(本編のみ)
DVD音声:ドルビー・デジタル ステレオ / ドルビー・デジタル5.1ch(本編のみ)/ DTSサラウンド・サウンド(本編のみ)
※ボーナス映像
・「デリーテッド・シーン」(約19分):ドキュメンタリー本編未収録映像
・「レア・フッテージ」(約11分):過去のTV映像や貴重なインタビューなどを収録したレア・フッテージ集
・「メタル・エヴォリューション/インタビュー映像」(約11分):メタル・エヴォリューション本編未収録のアリス・クーパー インタビュー映像


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