アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンが投資した世界最長の飛行船、完成

ポスト

金曜日(2月28日)、世界最長のハイブリッド飛行船AIRLANDERが初公開された。パイロットで航空機のメンテナンス会社のCEOでもある“エアキチ”、アイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンが投資者の1人に名を連ねている。

◆AIRLANDER画像

飛行船はもともと米軍が開発をスタート。予算削減のためプロジェクトが中止されたのを英国の会社Hybrid Air Vehiclesが引き継いだ。全長91メートルと世界最大の旅客機エアバスA380より長く、最大積載質量1225キロ。環境に優しくコスト効率もいいハイブリッド・システムを備え、浮揚するのに滑走路が必要なく、数日間空中に留まれるほか水面に浮かぶこともできるそうだ。

ディッキンソンは「大変革をもたらすものだ」と話している。「僕の想像力を掻き立てる。これに乗って、世界中を飛び回りたい。アマゾンや世界中の大都市の上空を飛び、それをネットでストリーミングする計画を立てている」

現在、Hybrid Air Vehiclesのサイトに名前、住所、メルアドを登録すると、抽選でディッキンソンも出席する打ち上げパーティのチケットが当たる。この日のパイロットはディッキンソンではないかとの噂もある。乗客を搭乗させての初飛行は2016年を予定しているそうだ。


Ako Suzuki, London

この記事をポスト

この記事の関連情報