ブラー、未だにオアシスは禁句?
ブラー・オアシス戦争から20年が経ち、デーモン・アルバーンとノエル・ギャラガ―が一緒に飲み歩く日が来た今も、ブラーのデイヴ・ロウントゥリー(Dr)の前でオアシスの名前を出すのはマズいと考える人は少なくないようだ。
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そんなことに無頓着な彼は、UKのラジオ局XFMで新しくスタート自身の番組内でオアシスの曲「Stop Crying Your Heart Out」をプレイ。その際、こんな逸話を披露した。「僕の周りの人達はうっかりオアシスやオアシスに関連したことを口にすると、ほとんどの場合、僕に対して謝るんだよ。もし誰かが“Roll With It買ったときのこと、覚えてる”って言うと、その後“デイヴ、ごめん!”ってなる。“ビーディ・アイの新しいシングルいいよな…、ごめん、デイヴ!”とかさ。みんなまだ、僕がブリットポップ・バトルを苦々しく思ってるって考えてるのは明らかだね」
デイヴのラジオ番組(1月9日スタート)は毎週木曜日の午後9時から1時間、XFMより放送中。ミュージシャンのほか、(元)政治家、刑事事件専門の弁護士(ロンドンの弁護士事務所に所属)が連なるデイヴの職業欄に新たにDJが加わった。彼にとってこの番組は「週の目玉」だという。
Ako Suzuki, London