アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン「退屈するより動き回っているほうがいい」

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音楽活動だけでなく、パイロット、航空機の整備会社経営、ビールの製造など様々な事業に乗り出しているアイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソン。たくさんのことをやり過ぎて窮地に陥るときもあるらしいが、「成功して退屈するより、面白い人生を送るほうがいい」そうだ。

◆ブルース・ディッキンソン画像

ブルース・ディッキンソンはアルゼンチンの音楽サイトVortexのインタビューでこう話した。

「あまりにも多くのことをやろうとして、ときどき窮地に陥る。でも、大成功して退屈するよりやることがあり過ぎても面白い人生を送るほうがいい。1つの分野でなにか新しい、楽しいことをやると、人生のほかの部分も活気づくのがわかったんだ。ハッピーでエネルギーがあってアイディアに溢れている人と話すことほど楽しいことはない。そういう人が部屋に入ってくると、部屋が明るくなる。成功してるかどうかは関係ない。彼らはポジティブなエネルギーでいっぱいで、どんな人とどんなことについてでも話せる。そういう人が増えれば“僕にもアイディアがある。何かやってみよう”って人が増える。そして、そういう人が増えれば、世界はもっといいところになる」

先に挙げた活動のほか、フェンシングも凄腕のディッキンソンはこの夏、ロンドン・オリンピックのメダリストと対戦。負けてしまったものの互角に張り合い、メダリストから「彼は上手い。背は低いけどものすごく速くて、それが彼の武器だ」と称賛された。

ブルース・ディッキンソンはこのほか、小説を出版したり、ラジオやテレビ番組の司会も務めている。

Ako Suzuki, London

(C)2010 Iron Maiden LLP. Photo by John McMurtrie.
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