ドリーム・シアター「PTSDについて取り上げなくてはいけないと思った」

ポスト

ドリーム・シアターのギタリスト、ジョン・ペトルーシがニュー・アルバム『Dream Theater』の収録曲「The Enemy Inside」について語った。これはPTSD(心的外傷後ストレス障害)について歌ったものだという。

◆「The Enemy Inside」PV映像

彼はBillboard.comにこう話した。「スタジオでアルバムを制作し歌詞を書いているとき、ボストン・マラソンの爆破事件が起きた。テロやこういったトラウマが残りそうな事件を目撃してしまった人たちに影響を及ぼすPTSDについて、いっぱい討論されていた。だから、すごく気にかかるトピックだったよ。それに曲の雰囲気にもリンクしてた。ドキュメンタリーなんかをたくさん見て、“これは絶対に書かなくてはならないものだ”って思ったんだ」

「The Enemy Inside」のミュージック・ビデオは、ザ・ラモーンズ(「I Wanna Be Seadated」「Something To Believe In」)やメガデス(「The Right To Go Insane」)などのPVを手がけたビル・フィッシュマンが監督。冒頭に、アフガニスタンやイラクでの体験からPTSDに苦しむ元軍人の証言が挿入されている。

ドリーム・シアターの12枚目にして初のセルフ・タイトル・アルバム『Dream Theater』は、日本で9月18日に先行リリースされた。


Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報