Sony Creative Softwareのオーディオループシーケンサー最上位版「ACID Pro 7」が大幅値下げ

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フックアップは、Sony Creative Software社のオーディオループシーケンサー「ACID Pro 7」の内容と価格を改定し、5月31日より発売を開始した。

オーディオデータをあたかもMIDIのごとく扱う「オーディオループシーケンス」機能は、今ではDAWの標準機能となっているが、それを15年も前から実現していたのが「ACID」だ。それまでシーケンサー、サンプラー、CDプレイヤー、ターンテーブルといったハードウェアを駆使してブレイクビーツによるトラックを制作していたワークフローが、「ACID」の登場により一変。登場後もアップデートを続け、ループベースの音楽制作のみならず、マルチトラック録音、MIDIレコーディングといったさまざまなアプローチでプロフェッショナルな音楽制作を実現するようになった「ACID」。現在では、作曲、アレンジ、リミックスなど、クリエーターの頭の中にある音楽を具現化する、まさに“クリエイティブパートナー”と呼ぶにふさわしい製品となっている。

そんな「ACID」が、他社DAWユーザーはもとより、初めて「オーディオループシーケンス」に触れる人にもより気軽にACIDの最上位版を使ってほしいということで、大幅な値下げが断行されることとなった。

さらに日本国内だけの特典としてラトルズ社刊の解説書『プロが教える ACID Pro 7 実践マスター』(目黒真二・著、定価:2,940円)と膨大なタイトルを誇る純正ACID Loopsが1タイトル無償ダウンロードで入手できるライセンスカードが付属する(この日本独自の特典は数量限定なので、予告なく終了する場合がある)。また、この価格改定に伴い、アカデミック版やクロスグレード版などのバリエーションがなくなる。

「ACID Pro 7」は、オーディオループシーケンス機能の充実はもちろん、完全なマルチトラック録音/ミキシング(24ビット/192kHz)、MIDIシーケンスなどを統合した完全なるDAWソリューションツール。柔軟性の高いミキシングコンソールにより、オーディオもMIDIも一元管理し楽曲制作を効率良く行えるほか、タイムストレッチ/ピッチシフトエンジンにZPlane社の「elastique Pro」を採用することで、テンポやピッチの変更時に音質劣化がほとんどないのも特徴となっている。また、3,000以上のACIDループ素材、さらに1,000以上のMIDIデータ、90音色以上のDLS音源が付属。さらにボーナスプラグインとして、Garritan社「Aria」(プレイバックサンプラー)、iZotope社「Effects Rack」(エフェクトパッケージ)、Native Instruments社「Guitar Combos」(ギターアンプシミュレーター)、Submersible「KitCore」(ドラム音源)も付属。まさに即戦力なツールといえる内容となっている。

◆ACID Pro 7
価格:29,400円
発売日:2013年5月31日

◆ACID Pro 7 製品詳細ページ
◆フックアップ
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◆BARKS 楽器チャンネル
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