エアロスミス、ボストン・マラソン爆破事件の救済コンサートに出演

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エアロスミスが5月30日、ボストン・マラソン爆発事件の被害者を支援し開かれるコンサート<Boston Strong>に出演する。音楽で人々に希望を与えたいという。

フロントマンのスティーヴン・タイラーは『Boston Herald』紙にこう話している。「ジョー(・ペリー)や俺らにとって、地元に戻ってこのショウでプレイするのはとても重要なことなんだ。感傷的かもしれないが、音楽を聴いたとき希望や強さが芽生える。みんなの心を暖めたい」

エアロスミスは、4月15日、爆発事件が起きたことを知った直後、「ボストンは小さな街で、マラソンは地元のみんなが楽しみにしている大切なイベントだ。そんなところであんな事件が起きるなんて、ほんとに酷い」(タイラー)、「子供たちを残して飛行機に乗るのは本当に辛かった。空港へ行く途中ずっと、あの映像が流れてた。俺の子供たちはあの爆破で友人を亡くした」(ジョー・ペリー)と話していた。

<Boston Strong>は今週木曜日(5月30日)、ボストン市内にある屋内競技場TD Gardenで開催。エアロスミスのほか、キャロル・キング、ジェイムス・テイラー、J・ガイルズ・バンド、ボストン、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、エクストリームらが出演する。チケットは5分で売り切れたという。

Ako Suzuki, London
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