デュラン・デュランのニック・ローズ、ひょんなことからサイド・プロジェクトを復活

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デュラン・デュランのニック・ローズ(Key)が、1990年代に結成したもののお蔵入りしていたサイド・プロジェクト、TV Maniaを復活させた。紛失したと思っていたテープが15年の時を経て出てきたのだという。

◆デュラン・デュラン画像

ローズは『Rolling Stone』誌にこう話している。「すごくユニークだって思うものを作ったんだ。レコード会社(EMI/Capitol)に持ち込んだら、言うまでもないけど、彼らは、僕らがおかしくなったんじゃないかって思った…。インデペンデントでリリースしようと思ったんだけど、デュラン・デュランのアルバムを完成させたかったから、結局お蔵入りしちゃったんだ」

「紛失したんだよ。永遠に消えたものと思ってた。でも1年半前、デュランの曲を見つけようと思ってテープを整理してたら、DATの入った箱が出てきたんで開けてみた。ラベルが間違ってたんだ。TV Maniaのアルバムが入ってたんだよ」「聴いてみたら、すごくハッピーだった。ホント、タイム・カプセルだよ」

ローズはTV Maniaを、一時期デュラン・デュランに在籍していたギタリスト、ウォーレン・ククルロと結成。発見されたアルバム『Bored With Pozac And The Internet?』は今週月曜日(3月11日)リリースされた。1996年制作ということなので、17年ぶりに日の目を見たことになる。

一方、デュラン・デュランは2010年の『All You Need Is Now』に続く14枚目のスタジオ・アルバムの制作を開始したようだ。前作同様、今回もマーク・ロンソンとタグを組んでいるそうだ。

Ako Suzuki, London
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