アイアン・メイデンの元ドラマー、クライヴ・バー死去

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アイアン・メイデンの元ドラマー、クライヴ・バーが火曜日(3月12日)、多発性硬化症のため自宅で息を引き取った。まだ56歳だった。

◆アイアン・メイデン画像

バーは1979年、アイアン・メイデンに加入。最初の3枚のアルバム『Iron Maiden』『Killers』『The Number Of The Beast』でプレイしている。脱退後は、フランスのバンドTrustやプレイング・マンティスにジョインしたが、2001年に多発硬化症と診断され、音楽活動を離れていた。

アイアン・メイデンはそんな彼を支援し<Clive Burr Ms Trust>を設立。チャリティー・コンサートを開くなどして彼の治療費を捻出していた。

バーの悲報は水曜日(3月13日)、アイアン・メイデンのオフィシャル・サイトで伝えられた。スティーヴ・ハリスは「とても悲しいニュースだ。クライヴは僕らみんなの長年の友人だった。彼は素敵な人で、素晴らしいドラマーだった。僕らがスタートしたころ、メイデンの初期に多大な貢献をしてくれた。彼の周りの人たち、バンドの全員にとって悲しい日だ」と、ブルース・ディッキンソンは「彼は素晴らしい奴で、本当に人生を満喫している人だった。病気で大変な時期でさえ、ユーモアや悪戯心を失っていなかった。本当に悲しい日だ」と追悼している。

合掌。

Ako Suzuki, London
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