ブルース・スプリングスティーン、80年代自虐スタイルでLMFAO熱唱に、ガガも「天才!」

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3月5日に3年ぶり17枚目となるアルバム『レッキング・ボール』をリリースし、最高に盛り上がっているブルース・スプリングスティーンだが、先週米NBCの人気トーク番組「レイトナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」で、まさかのパフォーマンスが披露された。

◆「セクシー・アンド・アイ・ノウ・イット」パフォーマンス映像

番組では連日ブルースを取り上げていたのだが、特集最終日、司会者のジミーが70年代風ニール・ヤングのモノマネで1曲歌い始め、そこにブルース本人が赤バンダナ&上下デニム&サングラスというファッションで登場、一緒に歌うというサプライズが起こった。ブルースのこの姿は、1980年代『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』時代という時代外れな格好をパロッた自虐ネタでもあり、しかもふたりはLMFAOの「セクシー・アンド・ユー・ノウ・イット」をフォーク調で熱唱するという始末。決めフレーズの「ウィグル・ウィグル・ウィグル…!」も連発する徹底ぶりだ。


ボスの体を張ったパロディーに、レディー・ガガも思わず2000万人のフォロワーへツイート「Did ANYONE see SPRINGSTEEN on Fallon last night!!! Buy his new album. It is so genius its hard to even believe. Just mind-blowing passion.(昨晩「Fallon」のSPRINGSTEEN観た?新譜買って。あまりにも天才的すぎて信じられない。大興奮するパッション)」と興奮を抑えきれない様子だ。

ブルースが番組でパフォーマンスした、「We Take Care Of Our Own」は、<アメリカの夢の約束は、今、この国のどこにあるのか?星条旗がどこで翻っていようと俺たちは自分たちで支え合うんだ>という歌詞が印象的な、21世紀最も怒れるアルバムの1stシングル曲だ。傷つき、裏切られ、見捨てられた人々が厳しい現実に苦闘しながらも、明日に向かっていく決意と希望を高らかに歌いあげる作品でもある。

本作の日本国内盤では3月21日にリリースとなるが、iTunes、moraでは先行配信が3月7日から行われた。また、本作のリリースを記念してブルース・スプリングスティーンの日本公式ツイッター・アカウントも設けられた。


◆ブルース・スプリングスティーン・オフィシャルサイト
◆ブルース・スプリングスティーン日本公式ツイッター
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