フー・ファイターズ、グラミー授賞式でC・ブラウン、L・ウェインらと共演
フー・ファイターズのデイヴ・グロールが、グラミーにために“本業”である男臭いロックから離れてエレクトロニック・ミュージックを演奏することになった。
フー・ファイターズといえば、自らのライヴでコンピュータを使ったサウンドとその作り手に対して蔑視の姿勢を露にしていることで知られているが、そんな彼らがアメリカ時間2/12(日)に開催されるグラミー賞の授賞式でダンス/エレクトロニカ・ミュージックにスポットを当てたスペシャル・パフォーマンスに参加することがわかったのだ。
これは2/7(火)の午後にグラミー側が公表した公式のプレス・リリースで明らかにされたもので、フー・ファイターズと共演するアーティストには、クリス・ブラウン、リル・ウェイン、デヴィッド・ゲッタ、そしてデッドマウスという意外な顔触れが並んでいる。ちなみに共演するこの5組はすべてノミネートを受けており、フー・ファイターズは『ウェイスティング・ライト』で“Album of the Year”の候補に挙がっている。
しかしDJのデッドマウスに関しては、ある意味フー・ファイターズのコラボレーターとして想定内の人選かもしれない。というのは、今回の彼のノミネートは、フー・ファイターズの昨年のシングル「ロープ」のリミックスに対してであり、グロール自身もデッドマウスのファンであることを認めているほどだ。もしかしたら、2/12のパフォーマンスではこの「ロープ」のリミックスが演奏される可能性もあるかもしれない。
そして、グラミーの授賞式自体にも3年続けて姿を見せていなかったクリス・ブラウンが久々にステージに立つことも、今回の大きな注目点だろう。
その他、グラミー賞でのパフォーマーは現在も続々と発表されており、最新2/7付けの発表ではトニー・ベネットがキャリー・アンダーウッドとデュエットすること、そして他界したエタ・ジェームズのトリビュート・パフォーマンスとして、ボニー・レイットとアリシア・キーズが共演することが明らかにされている。
◆ニュース提供:ビルボード
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