ザ・ダークネス、カムバック・シングルを発表
6年間なんてザ・ダークネスにとってはなんでもないみたいに思えるに違いない。彼らは5年間以上なんの音楽も発表していないが、カムバック・シングル「ナッシングス・ゴナ・ストップ・アス」で再結成した彼らは昔ながらのギターをふんだんに使った大騒ぎをやらかしている。バンドは2/1に部分的にアニメを使ったこの曲のビデオを発表し、同日トロントから北米ツアーを開始する。
「ナッシングス・ゴナ・ストップ・アス」は過去のヒット曲「グローイング・オン・ミー」や「アイ・ビリーヴ・イン・ア・シング・コールド・ラヴ」と同様に壮大なボーカル・フック、泣き叫ぶようなギター・ソロ、シンガーのジャスティン・ホーキンスの強力なファルセットなどを使ったおなじみの形式を踏襲している。過去のビデオと違ってダークネスはアニメでバカバカしい冒険を捉えている――ダン・ホーキンスとフランキー・ポーラインがホーキンスの髭をギター代わりに弾いたり、フラミンゴのトリオがバンドの演奏を引き受けたりするのだ。
ニュー・シングルは2005年の『ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック』に続くアルバムからの第一弾となる。アルバムは春のリリースとされており、まだタイトルはついていないものの、前作以上にひどいものになりそうだ。ダークネスは「アイ・ビリーヴ・イン・ア・シング・コールド・ラヴ」をアメリカだけで647,000枚も売っているが、2枚のアルバムを出したあと2006年に解散した。グループは昨年6月のイギリスのダウンロード・フェスティバルで正式に再結成した。
「過去1年の間にいろんなことがあった。いろんなことがあってオレたちはずっと親密になったんだ」と12月にジャスティン・ホーキンスは語っている。
「今はお互いのことが理解できる。いろいろやりながらいまだにお互いのことをだんだんよく知るようになった感じだよ。一緒に集まっていろんなことを明確にしたから、すでにお互いの考えていることがわかってるんだ。ほんとに、昔ながらの兄弟たちって感じさ。やっとお互いのことが理解できるくらい大人になったってことだろうね」
グループの17公演の北米ツアーは2/25シアトルで終了する。
◆ニュース提供:ビルボード
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