ブラー、再び全員でレコーディング

ブラーが全員揃ってレコーディングをしている。2009年にイギリスでツアーを行なった後、それぞれメンバーが様々な活動を行なっていたことから今後の活動について不明慮だったブラーだが、シンガーのデーモン・アルバーンは現在ではメンバーと会っており、詩人マイケル・ホロヴィッツと共に話し言葉風の作品を1つ録音したと語った。「ああ、定期的に会ってるよ。ブラーとして昔の曲をやるのは結構気分がいいよ」

8月イギリス各地で勃発した暴動が原因で、同じ時期に西ロンドンで開催されるノッティングヒル・カーニバルが中止寸前になったことについて歌ったこの詩の楽曲を発売するかは、デーモンは分からないという。「ありがたいことにキャンセルはされなかったけど、もしされていたら発売していただろうね。あの当時を掴んでいて、カーニバル開催を訴えるにはぴったりだった。でも結局12時間しか効力がなかったんだよね」

ブラーが最後に発売した楽曲は、今のところ2010年のレコード・ストア・デーに発売したシングル『フールズ・デイ』となっている。

ブラーの活動を再開し、アメリカでツアーをやりたいと語ったデーモンだが、イギリス公演ではこれ以上ファンに対して何も目新しいものを提供できないと話した。「（アメリカには）恐らく観客がいると思う。ずっともう一度アメリカでやりたいと思っていたんだ」「（イギリスで）また俺達を見たい人がいるかはわからないな。もうすでに何度も見てるだろ？本気でみんなもう一度見たがっているのかな？何も新しいことなんてないんだけど」

BANG Japan

◆BARKS洋楽チャンネル