【D.W.ニコルズ・健太の『だからオリ盤が好き!』】 第28回「近況報告~DJ、デッド、アレサ、PPM~」
■ 『Peter, Paul and Mary / SEE WHAT TOMORROW BRINGS』
両親の影響で刷り込みのように聴いて育った音楽のひとつ、スーパー・フォーク・グループ、Peter, Paul and Mary(PPM)。完璧なコーラスアンサンブル、そして絡み合う2本のギター。完璧な音楽というものがもしあるとすれば、僕の中でPPMはそのひとつかもしれません。
色々な思い入れもあって、'60年代のPPMのオリジナル盤はいつも探しています。これまでに、
1st『Peter, Paul and Mary』(1962)
5th『A Song Will Rise』(1965)
9th『Late Again』(1968)
はUSオリジナル盤で、特に1stと5thはMONO盤を運良く手に入れることができました。そして今回、PPMの作品の中でも屈指の名盤である1965年の6th『SEE WHAT TOMORROW BRINGS』のUSオリジナルMONO盤をついに手に入れたのです。
MONOで聴くPPMは、盛り上がって3声が一斉にワッと来るところの迫力と高揚感がたまりません。一度それを味わってしまうと、STEREOでの広がりではどうも物足りなく感じてしまうほどです。次はぜひ、2nd『Moving』(1963)か3rd『In The Wind』(1963)あたりを手に入れたいところです。
レコード・レーベルはグレーのワーナー・レーベル。グレー地に白文字と黒文字という'60年代半ば以前のMONO盤にしかない配色で、この後の金ワーナーのような豪華さはまったくありませんが、渋くて貫禄があるレーベルです。
◆ ◆ ◆
他にも数枚、なかなか良いレコードを手に入れましたが、最近はこんなところです。
実はあまりレコードを買っていません。というのも、僕は先日、「Martin D-28」という、男の一本! なギターを買ってしまったので、レコードばかり買っているわけにもいかないのです……。
でもレコード屋には足しげく通っています。今回紹介したレコードたちのように、これは絶対に“買い”だというものに出会ったときにだけ、買うのです。そしてやはり足を運べば、ときには嬉しい出会いが待っているのです。
オリ盤探求の旅はまだまだ続くのであります。
text by 鈴木健太(D.W.ニコルズ)
◆連載『だからオリ盤が好き!』まとめページ
◆鈴木健太 Twitter(D.W.ニコルズ)
--------------------------------
「イイ曲しか作らない」をモットーに、きちんと届く歌を奏で様々な「愛」が溢れる名曲を日々作成中のD.W.ニコルズ。
2005年9月に、わたなべだいすけ(Vo&Ag)、千葉真奈美(Ba&Cho)が中心となり結成。
その後、鈴木健太(Eg&Cho)、岡田梨沙(Drs&Cho)が加わり、2007年3月より現在の4人編成に。
一瞬聞き返してしまいそうな…聞いた事がある様な…バンド名は、「自然を愛する」という理由から、D.W. =だいすけわたなべが命名。(※C.W.ニコル氏公認)
D.W.ニコルズ ファーストワンマンツアー2011
「それいけ!ワンマンマンツアー」
11/11(金)@新潟GOLDENPIGS BLACK
11/13(日)@福岡SPIRAL FACTORY
11/15(火)@高松SUMUS cafe(アコースティック)
11/16(水)@広島 楽座(アコースティック)
11/19(土)@渋谷CLUB QUATTRO
11/25(金)@大阪JANUS
11/27(日)@名古屋ell.FITS ALL
12/2(金)@仙台パークスクエア
12/4(日)@札幌COLONY
※詳細はD.W.ニコルズオフィシャルHPまで。
2ndアルバム『ニューレコード』
2011年1月26日リリース
曲目:01.バンドマンのうた 02.あの街この街 03.一秒でもはやく 04.チャールストンのグッドライフ 05.大船 06.風の駅 07.HAVE A NICE DAY! 08.2つの言葉 09.レム 10.Ah!Ah!Ah! 11.beautiful sunset
【CD+DVD】
価格:3,000円
品番:AVCH-78025/B
【DVD収録内容】“2 MUSIC SHOW! & 2 MUSIC VIDEO”
【CD only】
価格:2,500円
品番:AVCH-78026
◆D.W.ニコルズ オフィシャルサイト
色々な思い入れもあって、'60年代のPPMのオリジナル盤はいつも探しています。これまでに、
1st『Peter, Paul and Mary』(1962)
5th『A Song Will Rise』(1965)
9th『Late Again』(1968)
はUSオリジナル盤で、特に1stと5thはMONO盤を運良く手に入れることができました。そして今回、PPMの作品の中でも屈指の名盤である1965年の6th『SEE WHAT TOMORROW BRINGS』のUSオリジナルMONO盤をついに手に入れたのです。
MONOで聴くPPMは、盛り上がって3声が一斉にワッと来るところの迫力と高揚感がたまりません。一度それを味わってしまうと、STEREOでの広がりではどうも物足りなく感じてしまうほどです。次はぜひ、2nd『Moving』(1963)か3rd『In The Wind』(1963)あたりを手に入れたいところです。
レコード・レーベルはグレーのワーナー・レーベル。グレー地に白文字と黒文字という'60年代半ば以前のMONO盤にしかない配色で、この後の金ワーナーのような豪華さはまったくありませんが、渋くて貫禄があるレーベルです。
◆ ◆ ◆
他にも数枚、なかなか良いレコードを手に入れましたが、最近はこんなところです。
実はあまりレコードを買っていません。というのも、僕は先日、「Martin D-28」という、男の一本! なギターを買ってしまったので、レコードばかり買っているわけにもいかないのです……。
でもレコード屋には足しげく通っています。今回紹介したレコードたちのように、これは絶対に“買い”だというものに出会ったときにだけ、買うのです。そしてやはり足を運べば、ときには嬉しい出会いが待っているのです。
オリ盤探求の旅はまだまだ続くのであります。
text by 鈴木健太(D.W.ニコルズ)
◆連載『だからオリ盤が好き!』まとめページ
◆鈴木健太 Twitter(D.W.ニコルズ)
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「イイ曲しか作らない」をモットーに、きちんと届く歌を奏で様々な「愛」が溢れる名曲を日々作成中のD.W.ニコルズ。
2005年9月に、わたなべだいすけ(Vo&Ag)、千葉真奈美(Ba&Cho)が中心となり結成。
その後、鈴木健太(Eg&Cho)、岡田梨沙(Drs&Cho)が加わり、2007年3月より現在の4人編成に。
一瞬聞き返してしまいそうな…聞いた事がある様な…バンド名は、「自然を愛する」という理由から、D.W. =だいすけわたなべが命名。(※C.W.ニコル氏公認)
D.W.ニコルズ ファーストワンマンツアー2011
「それいけ!ワンマンマンツアー」
11/11(金)@新潟GOLDENPIGS BLACK
11/13(日)@福岡SPIRAL FACTORY
11/15(火)@高松SUMUS cafe(アコースティック)
11/16(水)@広島 楽座(アコースティック)
11/19(土)@渋谷CLUB QUATTRO
11/25(金)@大阪JANUS
11/27(日)@名古屋ell.FITS ALL
12/2(金)@仙台パークスクエア
12/4(日)@札幌COLONY
※詳細はD.W.ニコルズオフィシャルHPまで。
2ndアルバム『ニューレコード』
2011年1月26日リリース
曲目:01.バンドマンのうた 02.あの街この街 03.一秒でもはやく 04.チャールストンのグッドライフ 05.大船 06.風の駅 07.HAVE A NICE DAY! 08.2つの言葉 09.レム 10.Ah!Ah!Ah! 11.beautiful sunset
【CD+DVD】
価格:3,000円
品番:AVCH-78025/B
【DVD収録内容】“2 MUSIC SHOW! & 2 MUSIC VIDEO”
【CD only】
価格:2,500円
品番:AVCH-78026
◆D.W.ニコルズ オフィシャルサイト
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D.W.ニコルズ、C.W.ニコルの森で制作した楽曲をリマスター配信